よね。
>>奥野さんが言うとおり、この
経験がまたね、次につながってく
れるといいですね。きょうのノゾ
キミでした。
では続いて時を経てよみがえりま
した。
>>先週、京都とフランス・パリ
のバレエ団が力を合わせ、
130年前の舞台の復元に挑みま
した。
日本文化が大ブームだったころの
パリで作られた幻のバレエ。
完成までの舞台裏に密着しました。
>>先週、
京都でバレエの舞台が開かれまし
た。
バレエというと、
このようなふわっとしたスカートで踊るイメージですが、今回、
公演された幻のバレエは、少し違
います。
踊っている女性が身に着けている
のは、帯に着物。
さらに男性が腰に差しているのは、
刀です。
実はこの舞台、
130年前にパリで上演されたものの、長い間、
公演されずにいた幻のバレエなの
です。
今回、
130年の時を超えて復元することになりました。
すべての始まりは、
ロンドンの古書店街で発見された一枚のポスターでした。
19世紀のパリ・オペラ座で公演
されていた舞台、
ル・レーヴ。
日本髪の女性に扇子を持って踊る人々。
当時のフランスでは、
1867年のパリ万博をきっかけに、
ジャポニズムが大流行し、ポスタ
ーには、
日本への憧れが詰まっています。
さらに、
舞台で使われた武将や村娘の衣装
など、
細やかな資料も発見されました。
詳しく調べた結果、
作品の舞台が日本の京都であるこ
とが分かったのです。
今月17日、
幻のバレエの復元のため、
パリから振付家のファブリスさん
が来日しました。
>>大変だけど、集中して練習し
てください。
>>お願いします。
>>これまで数々の舞台演出を手がけたファブリスさんは、
幻のバレエの復元のため、
パリから集めた資料をもとに、
京都で舞台を一から作っていきま
す。
>>強くだ、力強く。
>>振り付けには、
ファブリスさんが描く日本のイメ
ージが、強く表現されています。
村娘が踊るシーンでは、
仕事に疲れた様子を踊りで表現します。
>>ああー、
腰が痛いって感じだ。
働いてしんどいんだ。
きれいにしなくていい。
>>子役が遊ぶシーンでは、
急きょ、
チャンバラを取り入れることに。
>>日本の文化を知ることが難しかった。
私の演出は、
あくまでフランス人が見る日本なので、
舞台を作ることが難しかった。
>>持たないで、
イメージ悪いし。
>>今回、ファブリスさんと共同
で舞台の復元に挑む、
有馬えり子さんは。
>>私はやはりフランス人がどの
ように日本を見てるかということ
に一番興味がありまして。
>>有馬さんはダンサーが踊りや
すいよう、はかまの衣装を短パン
のスタイルにアレンジして準備し
ていましたが。
>>はかまに変えよう、はかまだ。>>えー、
踊りが変わって大変。
>>はかまのほうがいい。>>結局、
本物のはかまに変更することに。
>>着物というのは、
ヨーロッパの人にしてみたら、憧
れなんですね。
やはりバレエの動作を着物を着て
するというのは、非常にリスクも
高いですけれども、その中で、着