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2018/08/20(月) 16:47〜17:53 ten.第1部[字]【ノゾキミ神戸の救急センターで命と向き合う女性医師】


>>患者さんは、
自分たちで一次、
二次、三次って、名札を付けて来るわけではないので、
それをすべて受け入れて、
患者さんの重症度・緊急度に応じて、
プライオリティーを即座に判断し
て、
そういう意味で歩いてこられる患
者さんの中に、
重症患者さんを見逃さないために、
ここはウォークインも取っています。
>>救急患者を絶対に断らないと
いうシステム。
これが国に認められて、
全国救命救急センター評価で4年連続1位に選ばれている。
>>吐き気はないですか?
>>痛かったときは2回とも、
吐き気はありましたけど。
>>あっ、2回、
吐き気あったんですね。



>>外来でやって来た、この74
歳の男性。
3日前から頭痛が治まらないという。
>>お願いします。
>>早速、
CTスキャンで頭の中を調べてみ
ることに。
>>あっ、あるな。
>>見つかったのは、
脳内出血。
早く治療を始めなければ、命に関わる病気だ。
病状を聞いて駆けつけたのは、
脳神経外科の医師だ。
>>こんにちは。
脳外科の梶浦といいます。今回、頭がやっぱり痛くて、
こちらのほうに来られたんですか

>>はい。
>>普通に脳出血を起こす場所とは、ちょっと違うんですね。
だから、
異常な血管から出血を起こしてないかとか、
詳しい血管の精査をする必要があ
るかなと思います。
>>後日、手術を受けた男性は、
無事に退院することができた。
このようにさまざまな症状と検査
から診断をつけて、
各専門の医師に患者を引き継ぐ。
これが救命救急医とは別に、ER医師と呼ばれるプロフェッショナ
ル。

適切な治療を早く始めて、命を救うためにも、
その責任は大きいのだ。
>>はい、
もしもし。
ヘリが。
はい、了解しました。
>>ドクターヘリから、
救急センターに患者を搬送すると
の連絡が入った。
医師と着陸の安全を確保する警備
員が、
屋上へと急行する。
搬送されてきたのは、
やけどを負った71歳の男性。
みずから灯油をかぶり、火をつけたという。
やけどの範囲は全身に及んでおり、
危険な状態。
呼吸が困難になっている男性。
気管にチューブを挿入して、
肺に酸素を送ってやらねばならな
い。
一方の畑は。
>>Aシースも出してもらっていい?
>>Aシース、
隣から、全部持ってきて。
>>薬剤を入れるための管を、
患者の体につないでいく。
>>形成外科を呼んでいます。
>>やけどの治療を専門とする形成外科の医師も現場に加わった。
目の前の患者が死を望んでいたと

しても、
懸命に命を救う。
それが医師という仕事。
男性は集中治療室で治療が続けら
れることとなった。
>>熱傷って、
感染が一番あれなので、今、
体中が全部傷だらけみたいな感じ
なので、結局、今から感染との闘
いになってくるので。
>>医師になって7年目の畑だが、
救命救急の現場で働くことを特に
望んでいたわけではない。
名古屋で生まれ育ち、幼いころか
ら水泳に打ち込んだ。
高校生のときに、
医者になることを志して、
医学部にストレートで合格。
子ども好きだった彼女の希望は小児科。
ところが、研修医として最初に配

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