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2018/08/20(月) 16:47〜17:53 ten.第1部[字]【ノゾキミ神戸の救急センターで命と向き合う女性医師】


属となったのは、
この救命救急センターだった。
>>自分の医者の第一歩がここだったので、
なんかとりあえずもう必死に働き、
そのときは別に、
救急は楽しかったけれど、救急医
になろうとか、
全然思ってなくて。
>>そんな彼女を変えたのは、
研修中に経験した救急医療の現場。


苦痛を訴える患者と最初に向き合い、
寄り添いながら治療をすることに、
医師としての喜びを感じたという。
>>本当に、
救急が今はすごく好きで、
たぶん、
すごい自分に合ってるなって思ってて、むしろなんか、
自分は救急医になったからこそ、
なんか一生懸命働けてるんだなって思ってるので、
なんかほかの科に行ったら、もう
ちょっとなんか、
だめな医者になってたんじゃない

かなと思って。
>>この日は、
救急センターの医師や研修医が集まっての親睦会。
かと思いきや。
>>絶対に見逃したくない病歴聴取はどんなものがあるのかってい
うと。
>>現場で語られているのは、医
療に関する情報。
救急患者を最初に診察する医師た
ちには、
幅広い医療の知識を常に吸収しようとする貪欲さが求められるのね。
ところで、
畑先生はどんなお医者さんなの?
>>私はちょうど、
畑先生の上司になるんですけど、やっぱり上から見てて、
やっぱ情熱がすごいなという思い
があるんですよね。
やることを一生懸命するんで、

患者さんに対して、
どうしたらこの人は、
いい方向に運ぶんだろうというのを、
誰よりも一生懸命に考えて行って
いるっていうのが印象的ですね。
>>救急センターのドクターカー
に出動の要請が入った。
患者のもとに向かうのは畑だ。
15分後、
現場の畑からセンターに連絡が入
った。
>>はい、
分かりました。
7階から飛び降りらしくて、PE
A。
連れて帰りますよって言ってまし
た。
>>患者が到着後、直ちに治療に
入ることができるように準備が進
められる。
心臓マッサージを受けながら、
患者が搬送されてきた。
73歳の男性。
状況からすると、
自殺を図った可能性が高いという。
>>畑先生、
ご家族は?>>ご家族、分からなくて。
とりあえず名前も免許証で分かっ
ただけで。
>>お話しする相手はいないわけ

ですね。
>>畑が患者に接触して50分。
この間、
懸命に蘇生処置が続けられた。
>>10時36分。
死亡確認させていただきました。
>>亡くなった男性は、
この1か月前に妻を亡くして1人
暮らしをしていたことが分かった。
みずから命を絶とうとした高齢者
が搬送されてくる、こんなケース
が増えているという。
>>その人の長い人生がどんな感じだったかとか、
どれぐらい慕われてたかとか、
なんかつらいなって思ったりとか、
ああなんか、
もっとできたことあったかなと思ったりもしますけど。
>>一息入れる間もなく、救急隊
から患者の受け入れ要請が。
>>はい、はい。
>>車にはねられた7歳の男の子が搬送されてきた。
>>車、
乗用車に右側からぶつかられた。
とりあえずボンネットに乗って、
3メートルぐらい飛んだ。
>>どこか痛いところある?
大丈夫?
もう一回だけちくっとするよ、頑
張れる?
>>うん。


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