◆1時間後…
ホテルのロビーに、
五重塔と1羽の鷲が飾られました。
◆氷彫刻で人々の笑顔が見たい。
その思いを胸に歩みつづけた橘さんは
なんとドリルひとつあれば
作品をつくれるまでに、この道を極めました。
それが…
◆花?
◆氷の中に花を。
◆氷の中にですか?
◆花びらとか、めっちゃ大変じゃ
ないですか。
1枚1枚。
◆見ていただいたら。
◆ぜひ、お願いします。
◆ということで、ドリルひとつで氷の中に花を咲かしてもらいます
!
◆ドリルみたいな…。
えっ!? どないなってんの?
うわあ~!
◆これ、すごいわ。
迷うことのない動き。
一切迷いがない。
◆迷いなく氷にドリルを入れた後、そこに…
◆色をつけていきます。
色をとめます。
◆そして最後にアイロンで表面を
ならすと…
◆ジャン!
◆うわ~!◆これはすごいわ~!
◆ほんまの花入ってるみたい、
中に。
◆いやあ、これはちょっと…。
◆あの時間でできるんですか。
◆葉っぱの感じ、
すごいよ!◆芸術よね。
◆制作時間はたった2分。
花びら1枚1枚は本物に見え、
ドリルひとつで彫り出したとは思
えません。
と、ここで鰻が…
◆こんだけ見せられて、
思いましたよ。
◆これ、
一発芸でおもしろいです。
◆僕できるんちゃいますか?
◆できます。
◆今、簡単そうにやってたでしょう。
ちょっと1回させてください。
◆簡単ですから。
◆ということで鰻が挑戦!
ちなみに、コツとしては、
ドリルの先で花びらを描くイメー
ジ。
といっても、かなり高度な技術。
◆行きます!
◆我を忘れ、真剣になる鰻、
果たして、でき栄えは?
◆はい。
こんな感じです。
◆ダサイけどもやな…。
◆初見でこれができたらすごいな。◆できてんちゃいます?
◆すばらしいですよ。
最初でここまで、
一応、円形につくるというのは。
◆ちなみに番組スタッフがやると、こんなありさま。
巧みにドリルを扱い、
ここまでの作品を仕上げるのは、まさにスゴ腕。
◆橘さんの、
今後の目標とは?
◆まだまだ未熟なところがいっぱ
いありますので、
もっと皆さんに楽しんでいただけ
るように、
精進していきたいと思います。
◆ストイックですね。
◆自信、持っていきましょう。
ありがとうございました。◆きょうはありがとうございます。
◆すごかったでしょう?
◆すばらしいわ!◆驚いた!
◆そうでしょう?
◆自由自在やね。◆そうなんですよ。
岩崎さん、どうでしたか。
◆彼にロマンがありますよね。夢とかね。
◆あれ、またプレゼントなんか、
女性していただいたら、うれしいでしょうね。
お花のやつ、すごいですよね。
◆誰でも簡単にできるんですか。
◆いやいや…。
◆誰でも簡単にできないですよ。
◆申しわけないです。
◆何でスタッフさんがわざわざやるんや。
◆おまえ、そこそこ形になってる
やんか。
◆いや、これはひどい!
◆大体、こんなふうになるんですよ。
◆失敗しようとしてしてるから絶
対。
◆ああいうのやれ。