>>向こう行ったら怒られますからね。
>>困っている人の役に立ってほ
しいという奥さんの思いを引き継ぎ、山田さんが自宅で始めた子ど
も食堂。
実は自分の年金では運営資金が賄えず、
魚屋さんでアルバイトをしながら、
開始以来、
必死に作業すること2時間。
ついに400枚のウッドタイルを張り終えた。
>>いいね、これで。
>>と、そこに。
>>緑の壁紙ありました。
>>こっちのほうがいいよね。
>>発注していた緑の壁紙が見つ
かった。ようやく壁が完成したばかりだが。
迷わず壁紙を全部剥がしていく。
そんな中。
>>24時間リフォームの様子を
見てみましょう。現場の滝さん。
>>はい、こちら要町あさやけ子
ども食堂です。ヒロミさん、
またあるものが完成したんですよ
ね。
>>はい。ダイニングとキッチン
の間に、
カウンターを作ってみました。
こちらです。
このカウンターですが、ちょっと
仕掛けがあるんですよね、滝沢。
>>そうですね、
皆さんびっくりすると思います。いきます、どーん。
>>これ可動式になってます。
子どもたちがごはん食べ終わったあとに、これで遊べるっていう、
ブロックで遊べるようにちょっと。
>>そう、
実はこの緑のシートは、レゴブロ
ックを直接はめられるもので、
子どもたちが食後に楽しく遊べる
仕掛け。
あさらに。
>>こちらのカウンターは、
ごはんも取れるし、この裏にも、
こちら。
わが人生を変えてくれたヒロミさ
んです。
ありがとうございます。
>>くだらねぇな。
>>裏には、タッキーがサプライ
ズで作った、ヒロミの顔が。
>>くだらないね。
>>師弟愛が感じられます。いかがですか?
ヒロミさん。
>>こんなことやるんだったら、
もっと違うことやってほしい。
>>似てる、似てる。
>>ペースを上げて完成を目指し
ます。>>待ってます。
お願いします。
>>はい、OKです。
>>ありがとうございます。
>>お披露目まであと2時間。
ここで、
ちゅう房機器の搬入。
>>ばたばたしてきましたかね?
>>そうですね。
なんか、
本当の追い上げになってきたんで、みんなのスピードも上がってきま
したね。
>>すると。
>>じゃあ、
塗っちゃおう。
>>塗り直す?
>>これ張ったら、
なんか同じような色でなんかぼや
けちゃってるから。
>>ヒロミ、腰壁の見切りと呼ば
れる木枠部分を黒に塗り直し始めた。
ウッドタイルの色と近い色が気に
なったそうで、細部にまでこだわ
り続ける。
>>時間がないのにね、なんでこ
ういうことすんのか分かんないけ
ど。
まあせっかくだからね。
>>壁紙も一から張り直し。>>腰がいてえ。
>>最高の子ども食堂を作るため、
妥協は一切なし。>>よし、よし、よし。
>>お披露目まで1時間半。
こだわり抜いたダイニングの壁が完成。
立体感のあるウッドタイルが、
温かみのある空間を演出し、
濃い緑の腰壁でどこか懐かしい昭
和レトロな雰囲気に。
時刻は午後3時半。
>>次はお披露目です。
>>すみません、
壁紙引いてください。>>お披露目中継まで残り1時間。
>>よし、やろう!
>>お願いします。
>>ウェスいっぱいぬらして持っ