読レビ

たんですか。
◆たまたまお友達のこどもさんが、
バトンを持って、うろうろしてて、そのお友達が、
おじいちゃんにバトン買ってもら
ったんやけど、こんなん、
どうしようもないねんって。
どうするんやろうって言うから、
これ私回せるよって言って、
ほんで回してみてって。回せますよね。
３年間、回してたから。



ほんなら、それから、教えて教えていう感じで。
ほんなら、
ここでやってえやと。
そしたらだんだんそれ口コミで。
口から口への。
◆一番小さい子でお幾つ？
◆４歳ぐらい。
◆４歳の子？
◆幾つ？
◆５歳なの。
◆この子うまいんですよ。
◆５歳、うまいの？
ちょっとやってみて。◆うまいうまい！
◆大車輪も。
もっと大きく。
◆上手上手。
上手やね。
もっとにこにこしながらやったほ
うがいい。
◆緊張していますので。
◆緊張してんのか。
緊張してんねんね。
こっちの子は笑いながらやってみ？
◆上手上手。
はいはい、そうそう。
にこにこして、できる子いるかな。
はい、にこにこ。
これ、これこれ。
にこにこして、上手上手。
うまいな。

うまいなあ～。
おー、うまい！うまい！
はい、にこにこ。
上手上手。
みんな上手やね。
◆中学２年生で
２人上手な子いてるから
それを見てほしいです。
◆ほんなら、中学校２年生の。
◆高さがね。
外でやらんと。
よかった。
大きくなると、格好いいし、
色っぽくなるね。
すごいすごい。
今の音楽で先生１回やってみて。
◆もうもう…。お許しを。
すごい意地悪やわ。
◆いやいや、意地悪ちゃう。
これ大会とかあるんですか？
◆大会というのはないんですけど、
年１回だけ発表会をやっておりま
す。
◆発表会もやってるんですか。
◆あとは、地域のお祭りとか。
あと私が一番目標としているのは、
目標って今もやってますけど、福祉施設に行って、
おじいちゃん、おばあちゃんに喜
んでもらう。
◆喜んでもらう。

◆それがそれが。
◆おじん、
おばあちゃんって、
おばあちゃんちゃうの？
◆ギクッ！何でわかるんです？
わかります？
ばれてます？
◆先生はお若いから。
◆若いでしょう？
白木先生みずから１０組以上のグ
ループを手づくりしていて、
お客さんや親御さんから大好評な
んだそうです。
◆将来の夢みたいなのあります？
◆私ですか。
夢？
やっぱり老人ホームに行って、
おじいちゃん、おばあちゃんがい
っぱい喜んでくれる、それが今楽
しい。
◆そうですか。
◆だから、大きな舞台で、
スポットライトを浴びるのもいいけど、
この小さいところでこの小さい子
がしてたら、みんな
喜んでくれて。
涙流してくれはるん。それがうれしくて。
◆そうですね。
これからも頑張ってくださいよ。
ちょっと、もらってください。