さらに豚カツをカット。
そして登場したのは、
ミニサイズのフライパン。
そこにジャストサイズの豚カツを
載せた。
次の瞬間。
なんと、
溶き卵を一気にフライパンに流し
込んだ。
そして、
薄焼き卵のごとく焼き上げると、
丼にジャストサイズで盛りつけた。
続いて取り出したのは、伝家の宝
刀、自家製ソース。
こちらは中濃ソースをベースに、
甘辛く仕上げたもの。
その特製ソースを1杯、
続けて2杯、
さらに3杯と、たっぷりかければ、
柳津町に住む福島県民熱愛の、
卵焼き付きソースカツ丼が完成するのだ。
>>はい、
カツ丼です。>>と、
出てきたカツ丼は、げげ、なんだ
これは。
卵焼きではなく、
なんと目玉焼き。
しかも2個使いだった。
ではご家庭で卵焼き付きソースカツ丼をお手軽においしく作るため
のらくらくレシピ。
まず豚カツを切り、
油を引いたフライパンで、
溶き卵を薄焼きにし、とろとろ卵の中央に豚カツを載せ、
卵をカツに寄せていきます。
味の決め手、
ソースはウスターソースにケチャ
ップ、
砂糖、
しょうゆ、
酒、みりん、
水を合わせれば、
お店の味に近い特製ソースが出来
上がります。
そしてどんぶりに千切りキャベツ
を敷き詰め、
その上に豪快に卵焼き付きカツを
載せ、特製ソースをたっぷりとか
ければ、ありそうでなかった卵焼
き付きソースカツ丼が完成。
ソースと卵、
そしてキャベツの相性が抜群です。第7位、
登米市に住む宮城県民は、
お麩を卵でとじた油麩丼が大好き。
お麩といえば、
一般的にはお吸い物や、
鍋焼きうどんで見かけるぐらいの
渋い脇役。
宮城県第4の都市、
登米市で愛される謎の油麩丼とは一体?
うわさの油麩丼が人気というこち
らのお食事どころへ。
すると、運ばれてきたのは。
うん?なんだこれは。
なにやら巨大なお麩が。
卵でとじられているようだが。
お麩というだけあって、
とっても柔らかそう。
宮城マダムは、
この謎の油麩丼を、
おいしそうにほおばっている。
それにしても、
この聞き慣れない油麩とは一体。
そこで油麩の製造元にお邪魔。実は油麩とは、一般的なお麩と同
様、
グルテンを練り上げたものをその名のとおり植物油でじっくり1時
間ほど揚げたもの。
これは明治初期、
傷みの早い油揚げの代用品として
誕生し、
最近では東京のスーパーでもたま
に見かけるご当地食材なのだ。
そこで油麩丼発祥のお店で作り方
を拝見。
まずは、
油麩をフランスパンのようにさくさくとカット。
そしてしょうゆ、みりん、
だしで軽く油麩を戻したら、
そこにたっぷりのネギを投入。
一煮立ちさせ、卵でとじれば、
味つけとビジュアルはほぼカツ丼、
しかし、具はお麩という、
家計に優しい油麩丼がお手軽に完
成。
こちらのご家庭にうかがうと。
>>できたよー。
>>なんと、
油麩丼は夕飯の食卓にも、
堂々メインディッシュとして登場。
全国的には脇役であるはずのお麩が、しっかり主役を果たし、
家族みんなを大満足させている。