丼です。
>>といって、
出てきたカツ丼は、うん?なんだ?
卵でとじられたカツ丼ではなく、
カツがそのまま載った、
超シンプルなどんぶり。
しかもメインのカツが結構薄い。
>>これ、
カツ丼ですか?>>そうですね、
新潟ではこれをカツ丼と言います
ね。
>>あのソースカツ丼とは違うの
か?
>>ソースではないですね。
しょうゆだれだと思いますけどもね。
ちょっと甘い。
>>えっ、
しょうゆだれ?
すると県民たちは、
このしょうゆだれのシ
ンプルなカツ丼に幸せそうにかぶりつき、
そのカツが薄いことにも一切文句
を言うことなく、
自慢のお米とともにばくばくと食
べまくっている。
>>おいひー。
>>カツも薄いじゃないですか、
寂しくないですか?
>>さみしくないですね。
>>厚い肉だとたれがしみこまな
いから、
タレカツは、
薄いお肉のほうがおいしく食べれます。
>>ああ、そうなんですか。
>>しょうゆと甘さがマッチした
たれなんですよ。
だからソースとは違うんですよ。
米とカツとたれがうまくミックス
されて、
いい具合な味、
出してるんですって。>>そこで、超気になる作り方を
拝見。
まず店長が大事そうに抱えてきたのは、
すでに完成されたたれのようだが。
>>これ、
どういうたれですか?
>>本醸造のしょうゆをベースにしたしょうゆだれです。
野菜のスープと上白糖を合わせた
たれになります。
>>それのちょっと、作り方を見
せていただいても大丈夫ですか?
>>それは企業秘密になります。
>>それは企業秘密ですか。
>>秘伝のたれですので。
>>そこで、
カツの作り方を拝見。
登場したのは、
主役の豚肉。
どこの部位を使うのかも企業秘密らしいが、
厚さ7ミリにカットされた脂身少
なめの部分。
すると、小麦粉をしっかりとつけ、
溶き卵にくぐらせると、細かめのパン粉でコーティング。
続いてラードが入った鍋に投下し、
からりと揚げれば、
さくさくの豚カツが完成。
そして県民自慢のコシヒカリをセットした次の瞬間、
さくさくのカツを秘伝のたれにど
っぷりとつけ、そのままたれごと
丼に載せた。
さらにカツをぜいたくに4枚載せ
れば、新潟県民熱愛、
しょうゆたれのシンプルなタレカツ丼が完成するのだ。
こちらの居酒屋さんに行ってみる
と。
>>タレカツです、どうぞ。
>>と、出てきたのはえ、
どんぶりじゃなくて単品?
>>昼はタレカツ丼、
夜はタレカツの単品で。
おつまみですよ。
とりあえずビールの次は、
とりあえずタレカツみたいな感じです。
>>では、
ご家庭でタレカツ丼をお手軽においしく作るためのらくらくレシピ。
味の決め手、
しょうゆたれは、
麺つゆ、みりん、砂糖を入れ、沸
騰させればお手軽に完成。
豚肉は薄めのヒレ肉がお勧め。
塩、こしょうをし、
衣を着けてからっと揚げます。
最後にさくさくに揚がったカツをしょうゆたれにひたし、
どんぶりに載せれば、
新潟県民が熱愛する甘辛しょうゆのタレカツ丼が完成。
シンプルながらも、
あと引くおいしさです。
いよいよベスト3。
岡山市に住む岡山県民はエビフライを載せ、
大量のタルタルソースをかけたエ