しないですよ。
大人はやりたくても
しないじゃないですか。
いやいや やりたいやろ？
（あいはら）やりたいですよ。でも大人やからしませんやんか。
（てつじ）直接 等さんから
聞きたいんです。はははっ。
ただ やっぱり
声かける時 怖いでしょ？
（あいはら）怖いですよね。
声かける時ね。
あのね 気持ちに負けたら
いかんからね。
何しよるかわからんやつ
ばっかりなんで→
そこは緊張しますね 非常に。
間違いは許されへんし→
犯人かなと思ったら
１回 引いて３人で確認して→
「あいつ どう思う？」
みたいなんで→
「そやな 行こ 行こ」。
「行こ」と。
あと だから…
そうです もちろん。ずっと尾行していって→
例えば トイレで
おしっこしようとしたところを→
３人で ガッて。
大体。
おしっこ中はしない？
そうそうそう。
ええタイミングを見計らって
やっぱり声かけますね。
そうですか。
ええ。
ちんことかも見ないっすね。
（てつじ）そこ記憶してるわけないじゃないですか。
「お前… お前
しょんべん出とるのぉ」。
（ゆりやん）はははははっ。
「お前のしょんべんか？」みたいな。
（盛山）ど変態やん。
ごくまれに 逃げたり大暴れするやつがいる。
あります あります。
ただね…
観念してしまうんです。
だってね 全然知らんとこで自分の名前を呼ばれたと。
もう この瞬間ね
フッと こうなると思う。
（あいはら）折れちゃうんですね。
ああ～っ。
＜ それは
家族と食事をしながら→
ほろ酔い状態となり
完全にオフモードとなっていた。＞
ドックン ドックン！（森本の心臓の鼓動）
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン！
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン！
＜ いかなる状況でも→
犯人検挙に動くのが
ミアタリの宿命。＞
なあ。
はぁ？
頼むわ。
はぁ～ 何でこのタイミングでパチンコなん？→
信じられへんわ。
＜妻の機嫌を損ねながらも…。＞
悪いな。
＜確証を得るために→
森本は…＞
＜店内を捜し回ると。＞
≪あっ。≫
ああ 確か…
よっしゃ わかった。
♪♪～
≪うん…≫
♪♪～
＜翌日 仲間の捜査員を連れ→
改めて店を訪れた森本たちに→
男は御用となったのであった。＞
＜無意識の中でも体が勝手に反応する。＞
＜ これこそが…＞
ず～っと会いたかったんや。
＜ こうして 森本は
２４年間のミアタリ捜査で→
延べ３００人以上の検挙という
驚異的な実績を残し→
昨年 惜しまれつつ
刑事職を引退したのであった。＞
家族でご飯食べてる時に
パッて外見たら→
４０代ぐらいの男が
歩いてきて ドーン！
（あいはら）きた～。
きました。
家族には…
言えない言えない。
捜査の事は言えないから。
いや そうじゃないですけど。
（てつじ）一目ぼれやん。