ごく普通のサラリーマンと…。
主婦でございます!
ホントかよ?
えっ
ちょちょちょ…いいから ホントに あの…。
びっくりしましたよ
ホントにうるさくて。
あのね
ちょっと 落ち着いて話 聞いてください いいですか?
うちの理子がですね
ケガをして帰って来ました。
え~
まぁね道場の娘ですからですね→
それはもう
強く育てたつもりです。
それはそれは強くですね
育てたつもりです。
ただですね
何やら…。(せき払い)
バットで
殴られたみたいなんですね。
嫌だ!
バットで!?
貴志!
ホントに うるさいぞ。
貴志~!
貴志~!(愛美) あぁもう… ア~!
じじい!
じじい!! じじい!黙って聞け じじい 黙って聞け。
貴志…
。(哲夫) 俺 貴志じゃないっすよ。
俺
貴志じゃないの あのさ ねぇ→
バットで殴ったのは
貴志君じゃありません。
えっ?
それは どういうことですか?
ええ
あの ですからね あのまぁ それで えっと→
殴られたのを助けてくれたのが
伊藤君らしいんですね。
あっ
伊藤君という名前はよく耳にするね。
はい
はい… 伊藤君が体を張って助けてくれたと ねっ。
彼は真面目で
真っすぐな男ですからね→
助けてくれたんでしょうね
。
では
あの 相手をやっつけたわけですね?
そうなんです!
伊藤君が やっつけてくれたと。
まぁ
そういうことでございます。
あ~
。
(
愛美:一郎) ん?ん?
で?
ん? 何が?
その話に…
。(哲夫) うんうんうん。
貴志は…
。おうおう。
あの
どのように この関係をして来るのかと…。
いや
別に関係ねえぜ 全然。
関係ねえぜ?
(哲夫) うん 全然ねえぜ。
(
愛美) ん?何 言ってんの。
関係ねえっつってんの
。あぁ… と と と…。
なぜ
ここに?
貴志君が
助けてくれるべきやったんちゃうんかい!→
…いうことをですね
ちょっと申し上げたかったんですね。
ちょっと
あの…意味が分からないですね。
いや
私もね こんなことは言いたくないんですけれどもね。
あぁ~~~~~!
何 どうしたの?好きなんだ!
なるほど!
おたくの理子さんが貴志のことを…!
ハハハ…!
(愛美) アッハハハ…!
おかしい!
ホントにおかしい!
ちょちょ
いやいや…!ほら いつか ほら→
ベタ惚れしてたコが
理子ちゃんでしょ。
アッハ!
あ~ そうだ!
相思相愛だ!