いで聞いてください。
はい、どうぞ。
色丹、歯舞に関しては、
もう返しますと、
ロシア側は言ってくるところまで下りてくるだろうと。
これ、今のところはね、主権も含
めてもう全部返しますと。
だからロシア側からすると、
準備できてるのかということを僕はご紹介しましたが、
これも実は住田さん、
向こう側としては交渉するなという意見もあってややこしいんです
よね。
>>この間、安倍さんとの関係で、
突然に平和条約は、それ、
もう関係なしに条約締結しようと言った。
日本の場合はやっぱりこれが大前
提だといった、
そこらへんの折り合いがまだつい
てないんじゃないかと心配してた
んですよね。
>>だから、これがね、やっぱり
いろんな方の意見と違うんですね。
外交担当してる方々でもね。でも、ここまではロシア、下りて
くるだろうという説が一つある。
ところが、もう一つのこっちなん
ですよ。
その大きな島2つ、国後、択捉に
ついては、これね、日本人からす
ると、解釈はいろいろある。
帰属、
つまりそもそもの持ち主そのものを今後の交渉で話しましょうと。
そうすると、日本人の受け取り方
によっては、いや、
返ってこないとまでは言ってない
よねと。
でも考え方によったら、
そもそもの持ち主をロシアと話すること自体おかしいじゃないかと
いう意見もあるわけなんでありま
すね。
急に話が進んだのがこれです。
外務事務次官です。
というのは、11月、
シンガポールで総理とプーチンさん会ったときから、
この外務事務次官、本来、首脳会
談の横にはいないんです。いない
のに、これは私が聞いた話では、
もう総理が行くぞといって、一緒に行ったということをいわれてお
ります。
つまりお役人のトップです。
だから、
今までだって外務省の中ではロシア側の言い分のほうが分があると
いう人がいただろうし、いや、半
分でいいじゃないかという意見も
あった。
しかし、
もう実際の細かい詰めをやる事務
方のトップを総理大臣の横に置い
て、いや、もうぶれませんよと。
安倍さんとプーチンさん決めたらやらせますよというメッセージに
なったんじゃないかという話があ
ります。
>>ただ、ロシア側のメリットは
何なんですか?
>>ロシア側は、もうはっきり言
ってこれです。
これ、地球温暖化なんですよ。
やっぱり70年たって。
そうするとね、シベリアなんとか
したいんですというのは、プーチ
ンさんね、北方領土交渉のとき必
ず言うんですよ。
そうするとね、今、
北海道で取れるものが、
シベリアでも農業、取れるんです。
ただし、日本の北海道の農業を使わないと取れません。
だから、
そういうことを考えてくれるんだったら、
北方領土のロシアの人たちを説得
できるんじゃないかというような
ことをおっしゃってるという説が
あります。
>>それが来年ですか?
>>やっぱりロシアは、
そういう意味では、欧米諸国との
孤立の中で、
日本に秋波を送ってる部分もある
んじゃないかなと思いますね。
>>だから、こちら側をね、よく
今住田さんが言われた、
西っ側って結構暖かくて物も取れ
て、
ガスも取れて、石油も取れるんで
すが、
こっちっ側の開発を日本、
取り込みたいということがありますよね。
さあ、大阪、G20を一応目標に
してるという説がありますが、今、
スタジオでやっただけでもこれだ
けの議論です。
早くも永田町では、これはもう、