将来のトップ選手を養成するいわば 虎の穴だ。
厳しい選抜を経た生徒たち。
授業料・生活費は 全て無償。
更に 毎月 食費まで支給される。
練習では 小学生から徹底して難度の高い技を習得させていく。
僅か13歳にして 谷川 翔が得意とする

あん馬の開脚旋回を→
マスターしている選手もいた。
国による 巨大な育成ピラミッド。
トップの代表チームの下に→
このような育成施設が 各省や市にくまなく あるという。
♪♪~
更に 国は体操に一層力を入れようと→
4年前から
新たな取り組みを始めた。
全国 数百の幼稚園を
体操の指定校に認定し→
才能を発掘。
可能性のある児童を 高度な養成施設に引き上げるのだ。
最後に 巨大育成ピラミッドの
頂点に立つ→
代表選手の練習場を訪ねた。
だが…。
視察が許されたのは 水鳥監督のみ。
撮影は 拒まれた。
中で行われていたのは 意外にも日本では
一切行わない→
マシンや おもりを使った
筋力トレーニング。
そして アメリカから


大リーグのトレーナーなどを招へい。
スポーツ科学を駆使して 体操に最適な
体作りをしていたという。
体操男子代表 水鳥寿思監督に
お越し頂きました。 どうぞ。
(拍手)
よろしくお願いします。
水鳥監督はですね
2004年 アテネオリンピック→
あの栄光の架け橋の世代で
団体金メダルを獲得してます。
栄光の架け橋世代って
分かりやすくて いいですね。
非常に分かりやすいです。
そうですね。 本当に…
もう 本当に その 戦略というか
かなり長期的に→
そこ 直さなきゃいけないっていうのを
すごく改善したなっていうのは→
すごく感じましたね。
(笑い声)
髪形も独特だもんな。
髪形は関係ない。
中国の あの筋トレっていうのが
どうしても気になるんですけども→
あの筋トレが 今回のこう…
まっ 活躍につながった→
E難度 上げるとか… どうですか?
可能性は 十分あると思います。→
今のEスコアっていうのは

後半になると疲れてきて→
ちょっと こう
腰が曲がったりとかしてくると→
それを すかさず引かれるっていう
ところが すごく特徴として あるので→
そこを こう 回しきる。 同じ姿勢を
崩さないっていう強さっていうのは→
やっぱり そういった
筋力トレーニングであるとか→
本当に 基礎的な部分で→
しっかり作り上げてるんじゃないかっていうふうには感じたところはあります。
さあ それでは 代表チームが挑んだ
世界選手権。
その舞台裏に密着しました。
この秋の世界選手権は若手たちの真価が問われる大会となった。
本番3週間前。
エースの内村航平が練習中に右足首を負傷。
出場種目を減らさざるをえなくなり
若手主体で臨むことになったのだ。
その中で 大きな期待を
かけられていたのが 兄 航。
選手の中で 最も多い5種目に出場する
大役を任されていた。
先の日本のエースを
作っていくっていう意味では→
すごい いいきっかけになるなと。
しかし 実は航も 練習中のアクシデントで右腕のじん帯を損傷していた。
つり輪か何か ちょっと やってみないと
分かんない。え~。
それでも航は あの大技 跳馬のブラニクで

勝負を懸けようとしていた。
そして 託された5種目
全ての精度を上げていく。
だが ケガの影響で
得意種目の ゆかの技に→
乱れが生じていた。
今大会 補欠に回った弟 翔が兄に声をかけた。
ひねるタイミングを
少し遅くしては どうか。
驚くほど あっという間に