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2018/12/21(金) 16:47〜17:53 ten.【競馬も試験もAI次第!?進化する“AI予想”のカラクリ】[字]


すけれども、
この2つの立場があまりにも激し
く対立し過ぎているという状況で、
私も実は、
4年前にヨーロッパのスロベニアという所で行われたこのIWCの
総会、取材したんですけれども、
そんなに表立って激しく対立して、
ののしり合うっていうことはない
んですけれども、
決して何か妥協して、
新しいものが生まれということもなくって、
何も生まれない会議っていうのが、

ずっと続いてきているということ
で、
今回の脱退になったということなんですね。
>>捕鯨状況が変わるんですよね。
>>今まで行われていたのは、
調査捕鯨という捕鯨のしかたで、
海域が決まっているんです。
IWCの制約のもとでは、
この南極の周りと北西太平洋、
日本からかなり離れた所でしか鯨
を取ってはいけません。
調査という名目で取って、
どれぐらい資源があるのか、
戻っているのか、減っているのか
ということを調べて、
その調査のあとで、
この調査の対象となった鯨は消費しましょうということなので、使
うわけなんですけれども、


あまりにも遠い所でやらなくてはいけないということで、
今度ここから、
IWCから抜けると、
商業捕鯨という形になるんですけ
れども、そもそも今、IWCでは
どこの海域でも鯨を取ることは、
基本的にはできないんですけれど
も、そこから抜けるということで、
今度は日本の近海で鯨を取るようにしましょうということになりま
して、これ、今までのIWCの条
約から抜けて取ることになります
ので、訴えられたりとか、
批判はありますけれども、
日本としてはこれをやりたいとい
うことで、
ポイントは調査か商業かではなく
て、どこで鯨を取るかという、
海域の問題。
遠くまで行って、鯨を取るのは、
やっぱりコストもかかりますから。
そもそも先ほど、
グラフにもあったように、決して
需要が伸びているわけでもない。
いっぱい取りたいというわけでは
ないんだけれども、もっと近くで
取りたいということで、IWCか
ら抜けるということになったわけ
ですね。
>>これ、有馬さん、政府内では
どういった声が上がっているんで

すか。
>>実は、
鯨を食べる会っていうのが、年に1回あって、
鯨を振興しようと、世界的に言う
と、やっぱり日本が鯨を食べる国
で、それ以外の国はほとんど食べ
ないということで、じゃあ、
日本だけが取っていいのかってい
う話が、そもそもこの委員会なん
ですね。
ですから、世界の方向性に流れて、
日本も取るなという話になってる
んだけど、
日本はもともと鯨食べてたんだか
らという意見が違って、
これまでは世界に準じてたんだけ
れども、いやいやもう、
ここはもう脱退しようというよう
なことに決めた。
その決め手という一つの中に、例
えば、
核兵器の不拡散という話がありま
すが、日本は被爆してるのに、
それにサインをしないというよう
な国民の批判とかがありますが、
この問題というのは、
国どうしというよりは、
捕鯨をしちゃいけない、
動物を殺しちゃいけないとか、そういう観念で見てる人たちがいる。
であれば、

国交とか国際問題というよりは、感情的なものだから、
日本の国民にとってみると、
鯨は取ることにしますっていうと、
実はすごく政府が点数を上げたよ
うに見えるんですね。
これまでは全部世界に北方領土も
沖縄も、なんか押し切られている。
でもここは日本の主張をするんだ
というようなことが、一つ、
そのなんか、今回の決断にあった

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