いうような状況です。
この先がプラットホームになりま
す。
向こう側が、
北朝鮮の方向になります。
この線路をずっと鉄道が走ってい
けば、
首都のピョンヤンにまで行けると
いうことになっています。
＞＞この駅を通り、
韓国のソウルから北朝鮮のピョンヤンまでの距離は、
２５０キロ余り。
大阪から広島よりもはるかに近い距離だ。
それでも南北の鉄道がつながれば、
韓国にとってはヨーロッパまで行ける輸送路が手に入ることになる。
＞＞ご覧ください、
ことし、
韓国と北朝鮮、南北首脳会談が行
われて、非常にですね、
融和ムードが広がっています。
そうした南北の会談の様子が、こ
のようにですね、展示をされてい
ます。
＞＞敵対から融和へと、
ことし一気に南北のムードを変えたのは、
ピョンチャンオリンピックだった。
南北の合同チームが結成され、
北朝鮮は韓国に応援団を送り込ん
だ。
われわれは去年、


パラリンピックに出場する韓国代表選手を取材していた。
パラアイスホッケーのチェ・ガン
ヒョク選手。
北朝鮮から韓国に逃れた脱北者だ。
片足は北朝鮮の警察から逃げるときに事故で失ってしまった。
ピョンチャンが終わってから９か

月ぶりの再会。
チェ選手は銅メダルを獲得し、
今も代表選手としてプレーしている。
＞＞あいさつすると、
あいさつはしてくれました。私はあの人たちに、
悪いイメージを持たれています。
何しろ脱北者ですから。どのみち私は裏切り者なんです。
だから、話はできませんでした。
＞＞それでも、
２つの国を知る脱北者である自分
に何ができるのか。
平和の祭典でメダリストになった
意味を考え始めていた。
＞＞個人個人、
考えは違うけど、
とりあえず軍事的に和解して、戦
争がなくなるということはいいこ
とだと思うんです。
戦争をすることになれば、
本人だけじゃなく、
大勢の人が被害を受けるのが当たり前のことだと思うので。
戦争はしないでほしいですし、
戦争をなくすためには、
いい姿をたくさん見せてあげなき

ゃだめだといつも思っています。
＞＞来年、
南北の新しい歴史を描こうというムン・ジェイン大統領。
国の政治が主導する急速な変化に、
韓国社会には期待と不安の声が出始めている。
＞＞同じ民族の争いより、
われわれが協力することで、
周辺国にすばらしい歴史を持って
いる同一民族だという意識を植え
込ませる契機になれば、私たちの
世代だけではなく、
後の世代も自負を持ってこの国で
生きていくうえで、大きなプラス
になると思います。
そうなっていくスタートになると思います。
＞＞今、
国があまりにも混乱していて、
あまりにも変な方向に向かってい
るので、
参加することにしました。
＞＞明らかに退陣するべきだと思います。
＞＞今、
韓国で相次いでいる、
日本を相手にした歴史裁判。
その舞台裏には、
どんな現実があるのだろうか。
＞＞今から韓国の光州という街にある裁判所の法廷に入ります。
日韓関係を揺るがす歴史問題をさ
ばく法廷。
判決の行方はどうなるのか、私も

この目で見ていきたいと思います。
＞＞この日の判決も、
日本企業の敗訴だった。
勝訴の判決に喜ぶ人たち。
しかし、この日集まった支援者は、
１０人にも満たない。
歴史問題を問う裁判は、韓国社会でも関心は薄れていく一方だ。
＞＞一日でも早く日本政府は謝罪
して、
補償するものは補償して、賠償す