2019/01/30(水) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝バリ島の村長が激怒!伝統衣装を欲しがる女▽阪堺電車うんちく】


◆ちょっと待って。
◆まずこれに…。
これ、日本の家屋に合ってないです。
◆皆さん、まず見てほしい。
まず怒られるもの、その1。
◆ドラです。
◆これ現地から持って帰ってきたんですか。
◆船で。

向こうで見たら、
すごい小さいものだと思ってたん
ですよ。
全然入らなくて、
ここからどこにも行けなくて。
もう既にこれで。
◆置きっ放しで。
うわあ~。
すごいわ~。
すごいわ~。
うわあ~、
きれい。


婚礼の儀に使われるような
衣装ですか。
◆そうなんです。
◆きれいですね。
◆王宮のお衣装になります。
◆こちらはドゥナナ村、
ボンガヤ村、
アサック村、
バリの先住民の村という、ものがありまして、1年に1回しか着な
いような貴重なお衣装です。
◆村によって、
全然違うんですね。
おもしろい。
◆そうなんですか。
◆すごいカラフルやし、この村は
きれいやし、柄もすごく独特じゃ
ないですか。
◆手づくりなので、赤と白と黒と
いう
3色は神様を
あらわす色で。
◆赤と黒と白。
◆神様の色が折り込まれた、
こちらが織物に。
◆神聖な。◆神聖な意味があるんです。
糸から織りあげるまで、
10年ほどかかります。◆ええっ!?
◆簡単そうに見えるんですけど。
◆学生のころ旅行に行ったことが
きっかけで、インドネシアに興味

を持った武居さん。
その文化を独学で
研究しているうちに、集めた伝統衣装は、何と1万点以上。
さまざまな文化交流も行っていま
す。
◆この衣装は、
世界的にも
門外不出というのですかね、
村の人の構成員の方しか着れないんです。
売っているものではなくて…。
◆どうやって手に入れたんですか。◆これは、この村の方で、
一緒に儀礼とかも参加させていた
だいて、
そこまでが、たどり着くのが
大変で。◆何年ぐらいかかったんですか。
◆7年ぐらいはかけた。
◆ええっ!?
ちょっと待って。
1つの衣装を手に入れるのに
1年かかるんですか。
◆そうです。1回は、
本を書くためだけに、
見れたからいいやと納得しようと思ってたんですけど、
自分の目で見て感じたい、
同じところにいて座りたい。◆どうやって手に入れたんですか。
◆1年に1回、
だけど、
その村の列にばあっと
走ってついていって、
この衣装を買いたいと言ってしま

ったんですよ。
そしたら、村の長老みたいな人が
出てきて、何を考えてるんやって、
買うためにつくったんじゃないっ
て、すごい怒られて。
◆マイナスからスタートや。
印象が。
◆物すごく落ち込んで。
なぜこの衣装があるのかも考えたことがあるの?という感じだった
んで、ここに接触するには、
まず外側から行ったほうがいいと
思って、夫婦に
実はこんな布を探しててって、
見たいといったら、奥から、
君が言ってるの、
これって、
出してきて、それです!それですと言って、
それがあるのを1回でいいから見
てみたいんですって言って、
買いたいじゃなくて、見てみたい。これはうまく行きました。