2019/01/30(水) 18:15〜19:00 キャスト[字]恵方巻き大量廃棄の現状とは!?売り上げ“ノルマ”と食品を捨てる“罪悪感”
ふだんは1回の食事で600グラムを平らげることも。
しっかり食べて、まず三浦さんが
はじめたのは
高い標高に慣らすために歩くこと。
標高差100mほどを、ゆっくり登ります。
一緒に歩くのは日本人初の国際山
岳医でチームドクターの大城和恵
さん。
持病の不整脈で、これまでに7回も心臓を手術した三浦さん。
心臓への負担をどうコントロール
するかが、登頂成功のカギを握っ
ています。
86歳の三浦さん。
リスクを抱えて、挑戦を続ける理
由とは。
この日、テントの中で、あるトレ
ーニングが行われていました。
山頂を目指す途中に、三浦さんの
心臓が止まってしまった・・・。
そんな万が一の場合を想定しての
トレーニングです。
遠征隊のメンバーが、蘇生や搬送
のトレーニングを繰り返します。
4200mベースキャンプを拠点
に、
高い標高での順応を続ける三浦さ
ん。
富士山よりも高い場所で続く生活
に、少しずつ疲れの色が。
その様子を知った豪太さんは。
現地調達した豚肉と、日本から持参した味噌で豚汁作り。
和食で元気づけようと腕をふるい
ます。
何があっても山を楽しむ。
それが三浦親子の強みです。
いよいよ、ベースキャンプを離れ、
山頂を目指すときがきました。
現地ガイドのアドバイスを受け、
年齢と体力を考慮し、
より登頂の可能性を高めるため
5580メートルまでヘリコプターで移動することになりました。
日本で低酸素トレーニングなどを
積み、現地で順調に
高度順応できた三浦さんにあわせ
たプランでした。
三浦さんは酸素ボンベの酸素を吸
いながら、
標高およそ6000mのキャンプ
地まで順調に歩きました。
頂上まで標高差およそ900m。
少しずつ登っていく予定でしたが、強風が吹き、2日間、足止め。
すると、三浦さんの体に異変が。
いったい何があったのか…
南米最高峰アコンカグアに挑む、
86歳の三浦雄一郎さん。
頂上まであとわずか。
そこで告げられた、まさかのドクターストップ。
酸素量は地上の半分。
強風で2日間の足止め中に呼吸が荒くなっていた三浦さんの姿を
チームドクターの大城さん
は見逃しませんでした。
このまま登り続けると、心停止を
起こす恐れもある…。
次男・豪太さんと大城さんの2人
で説得。
三浦さんは1時間ほど押し黙った
末に、山をおりる決断をします。
息子の豪太さんには、こう伝えま
す。
南米最高峰に登頂するという目標
は、豪太さんに託したのです。
父の思いも背負って、一歩、また
一歩。
残念ながら、今回の挑戦は叶わな
かった三浦さん。
でも、気持ちはすでに次なる目標
へ。
年がそこにあるから
私はそれを越えてみたい。
すごい言葉ですね。
86歳で
なかなか海外に行くだけでもしん
どいのに。
ドクターのほうも
勇気をもって
こういうときに
とめてくれる
信頼ができるからこそ
一緒に行って、とめることができたわけで。
チームプレーなんだなと感じまし
た。
チームの方も
二木さん、
かなり逡巡があったと思います、
心の中には。
見てると、
多くのスキー客らが訪れる兵庫県豊岡市の
神鍋高原で冬山での遭難事故に備
えた
救助訓練がありました。