竹内さん達の目の前で…>
<雪崩が発生>
<1年前の悪夢がよみがえる>
<そんな状況の中でも
高さに体を慣らして行き→
さらに高度を上げる>
<そして到着したのは…>
<それは
1年前の事故現場だった>
<1年前 竹内さんは
ここで2人の仲間を失った>
<7000m地点にテントを張り
仮眠を取った後は→
いよいよ頂上へのアタック>
<出発は午前0時半>
<漆黒の中 頭に着けた
わずかな明かりを頼りに→
登って行く>
<2度も阻まれた頂を目指し一歩ずつ進んで行く>
<テントを出て…>
(スタジオ:所) すごいね。
<竹内さんは ついに
ガッシャーブルム[外:1880A28E8029BC4D6CEB8CC3C44CB78C]峰の→
頂上に立った>
(竹内さんの泣き声)
<これが日本人最多
10座目登頂の瞬間だった>
<だが…>
<10座登頂を果たした竹内さんは→
自らの足で
ガッシャーブルム[外:1880A28E8029BC4D6CEB8CC3C44CB78C]峰を下りた>
<すると竹内さんは帰国せず
チタンシャフトの入った体のまま→
8051m
ブロードピークに挑戦>
<連続登頂を成功させた>
<2009年にはラルフ ガリンダと共に→
8516mのローツェに登頂>
<この時ラルフは ドイツ人初の14サミッターとなった>
<2011年 竹内さんが→
8188mチョ・オユーを登り切ると→
ガリンダがK2に登り
14サミッターとなった>
<女性初とはならなかったが→
全峰無酸素での登頂は女性初の快挙だった>
<そして2012年 竹内さんは
ダウラギリ登頂に成功し…>
<こうして3人は
誰も命を落とすことなく→
14座登頂という約束を
果たした>
<先ほどの数字を使うと
ある3人が14座登頂を目指し→
3人とも成功して
3人とも生きている可能性は→
0.55%>
<彼らはその数字に打ち勝ったのだ>
<竹内さんは 母校…>
<…だが登山をやめてはいない>
<ネパールだけに限っても
6000m以上の山は→
1310あり 登山が許されている山のほうが少ない>
<人類未踏の峰は多く竹内さんは→
新たに許可された山々に
挑み続けているのだ>
<スタッフは竹内さんに→
ちょっとしたサプライズを用意した>
(竹内さん) はい。
ハハハ…!
(ラルフさん) OK.
(ラルフさん) OK.
Thank you very much.
<10年前 輝く朝日の中日本人が初めて登った10座目>
<ひょんなことから入った
山岳部から32年>
<14座を極めた
竹内洋岳と2人の友情は→
人類未踏の峰の上で
昔も今も→
未来も 輝き続ける>
(拍手)いい人ですね。
どうですか? こういう方。
あれ 何でしょうね。
すごいですね。
やめないんだもんね。
どうですか?
学校で自分の適する場所が見つけられなくて→
ここは適する場所だって感じる
自然のパワーも そうなんですけど→
そこを ず~っと
信じ切ってるわけじゃないですか。
絶対 あんなケガとかしたら…。
あと…。
(小森) 大騒ぎですね。
…って言っちゃうよねさらにするのが すごいよね。
竹内さんって お名前に
「岳」って入ってますよね。
それで たまたま
山岳部に入ったりして→
何か…。