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2019/02/08(金) 16:47〜17:53 ten.【右肩上がり!トイレットペーパ市場のカラクリ】[字]


そして巻きずしのように、
1つずつ切っていけば、出来上が
り。
まさに神業ですな。
そんなトイレットペーパー、
日本ではいつから使われるように
なったのでございましょう。
>>作られたのは大正13年ごろ
です。
神戸で加工したという記録がある


んです。
アメリカから汽船が来るでしょ、
それで日本に来るまでの間になくなっちゃうわけですよ。
足りなくなって、
日本で作ってくれないかと言われて、作ったのが最初だと言われて
いる。
>>はるか昔、
飛鳥時代にはちゅう木という木片
を使っていました。
江戸時代に入ると、
古紙を溶かしてすき直した再生紙に。
トイレットペーパーが普及したの

は戦後。
トイレがくみ取り式から水洗式に
変わると同時に広まったといわれ
ております。
そんなトイレットペーパーの大革命といえば、
1964年のダブルの登場。
皆さん、
シングルとダブルはどちらを使い
ますか?
>>ダブルですね。
巻く回数が少なくて済むじゃないですか。
>>強度がありそうだから。
>>一方、
シングル派は。
>>シングルです。
これやったら、自分で思う長さに
して、
使いやすいです。

>>別に、
ダブルほどの厚みはいらない。
ダブルやったら、
たぶん、
出し過ぎるからもったいない、けちなんやわ。
>>全国の統計を見てみますと、
ほぼ半々。
関西ではシングル派が優勢のよう
です。
>>ダブルはね、
ぜいたくやなと思って、僕もふだん、シングルを使ってるんですよ。
>>値段は両者ともほぼ一緒で、
基本的な違いは紙が1枚か2枚か。実際、
何が違うのでしょうか。
そこには、カラクリが。
>>実は、
シングルのほうが紙が厚いです、ダブルよりも。
>>ダブルって、
シングルを2枚重ねたものじゃないんですか?
>>そんなものじゃないです。
紙を薄くして2枚重ねてます。>>えー!そうなんですか。
>>実は1枚の紙は、シングルの
ほうが分厚くなっているんです。
でも、
長さはシングルがダブルの2倍。
そのためシングルは、
巻く時間がダブルの2倍かかるんです。
>>製造コストとしては、
シングルのほうが高くなる。少し値段を上げたいのは事実です
よね。

>>違いは紙一重とはいかないようです。
そしてもう一つの革命といえば、
香り付き。
どうやって紙に香りを付けている
んでしょうか。
>>トイレットペーパーの中に芯
があると思うんですけれども、
そちらの芯にこうやって香料を上
からつーっとつけて作ります。
>>てっきり、
紙についてると思ってました。>>パックの中で、香りが充満し
て、
全部のロールがいい香りになると。
>>香りを袋の中で充満させ、
間接的に紙に香りをつけていたのでございます。
進化を遂げてきたトイレットペー
パー。
なぜここに来て、
売り上げが伸びているんでしょうか。
>>高付加価値商品の売り上げが
じわりじわりと伸びてきています。
>>最近は高機能化がさらに進み、
3枚重ねのトリプルや、
再生紙ではなくパルプ100%の
触り心地のよい商品が人気。
>>価格じゃなく、
品質で買っていただいてるお客様も、増えているのが事実です。
>>品質が高い分、
値段も高めなこれらの商品が、
全体の売り上げを伸ばしている一


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