めて特異な事件ではありますけれ
ども、こういった事件が社会にも
たらす影響の重さを考えれば、
もう求刑どおりでよかったんでは
ないかと。
むしろ、
22年は軽すぎるなというのが、個人的な印象です。
>>同じようなことが繰り返され
ないために、小島さん、
再発防止策っていうのは生かされ
ていくんでしょうかね。
>>そうですね、滋賀県警の言っ
てることは、極めて全うだと思い
ますけれども、その一方で、やっ
ぱりこういった事件が起きても、
やっぱり現場での指導とか、
教育に関してはやっぱ手を緩めることはあってはいけないと思いま
すね。警察官の方、
ああいう人を殺傷する武器を持って、
私たちの命を守ってくれるという
わけですから、やっぱり一層厳し
く、そして効果的な教育を、
今後も続けていってほしいと思います。
>>では続いて、コジマ目線です。
東日本大震災からまもなく8年を迎えますね。
>>私、今週、
日本記者クラブというクラブの取材団の一員としまして、福島の第
一原発と、
あと福島第一原発のある大熊町という自治体の取材をしてきました。
今、福島第一原発、
どういう状態にあるかっていう、
まずスケジュールだけちょっと確
認しておきますと、事故のあと、
いろんな取り組みが行われてるわ
けなんですけれども、すべて、
いろんな処理が終わる廃炉といい
ますけれども、
この廃炉が完了するまでには、ま
だ20年、30年かかるという、
長い道のりがありまして、
まだその道半ばまでもいっていないというような状況が、
今の福島第一原発です。
そこが今、
どうなっているのか、その周辺、
どうなっているのかということを
取材しましたので、まずはVTR
をご覧ください。
>>帰還困難区域を抜け、見えて
きた、福島第一原子力発電所。
広大な敷地には、
無数のタンクが並んでいました。
原子炉建屋に流れ込み、
放射能に汚染された地下水がためられていて、
その数は現在も増え続けています。
震災直後、
それぞれ異なるトラブルに直面し
た原発1号機から4号機は、
被害に応じて作業が進められてい
ます。
>>上部、
爆発したあと、
がれきがかなり落ちました。
2つの大きなクレーンを使いまして、クレーンの先に、
ちょきちょき切るカッターみたい
なものが。
>>水素爆発を起こした1号機で
は、
現在もがれきの撤去作業が続いて
いて、
建屋の中に手をつけられるのは、
まだ先のこと。
2号機は建屋が原形をとどめてい
ますが、今後、重機を中に入れる
ため、屋根を取り除かなければな
らない可能性があるといいます。
水素爆発で大破した3号機には、
かまぼこと呼ばれる屋根が取り付けられ、
来月には保管されている使用済み
核燃料の撤去が始まる一方、
震災当時、
炉心に核燃料が入っていなかった4号機では、
保管されていた使用済み核燃料の
撤去も完了し、一切の危険がなく
なりました。
中でも、
今回、
東京電力が強調したのは、
小さくとも重要なある変化です。
>>こちらは1号機建屋からおよそ100メートルの距離ですが、
マスクなしで取材ができるように
なりました。
周辺の舗装が進み、
砂ぼこりが巻き上げられなくなったからだということです。
>>構内の地面は舗装が進み、汚
染された砂ぼこりを吸い込む危険
性は減少。
破壊の跡が生々しく残る3号機の脇も、地面を鉄板で覆うことで、
近づけるようになりました。
この日、
この区域の線量は、