気温と。
<あれは…>
<上空の風が強い時に発生>
<不吉な雲>
<この時はうわさ程度に受け流したが→
後に我々は…>
<それと同時に…>
イモトさん。
<ヴィンソン・マシフ最大の難所…>
<平たんな場所は1つもなく→
滑落防止のため常に ロープが張られている>
<東京タワー 3つ分を
ユマールという器具を使って→
一気に登らなければならない>
<ベースを…>
<到着>
<依然…>
<体調には 不安があるものの→
幸いなのは 天候>
雪です。



<明日雪は降るが 風は弱いため→
予定通り
適度な上り下りで 高所に順応>
<さらに ガイドチームは
次のキャンプへ荷揚げを行う>
<試練に備え
皆が眠りに就き始めた時→
突如…>
(風の音)
<予報にはなかった
強風が吹きだした>
<テントを支える杭が
次々と吹き飛ばされる>
<皆 寝袋から飛び出し
急いで テントを補強>
<雪を掘り起こし
ブロックで壁を作る>
<風速は…>
<この後 弱まるのか?もっと強くなるのか?>
<南極の風は予想ができない>
<もはや…>
<テントが吹き飛ばされたら
終わり>
<必死に作業をするが
立っているのが やっと>
<翌日も 風は やまない>
<本来 荷揚げと高所順応に当てるはずが→
それどころではない>
<30m先のトイレに行くこともできない>
あ~…。

<ようやく 風が収まり 快晴>
<だが テントを出ると
そこには…>
<ようやく 風が収まり 快晴>
<だが テントを出るとそこには…>
<ぺちゃんこになったテントに→
崩れ落ちたスノーブロック>
<アルミ合金のポールは
折れ曲がり→
杭も ぐにゃぐにゃ>
≪こんなこと あるんだね≫
<テントを直さなければ
先へは進めない>
<折れた部分は その部分だけ
スペアのポールに差し替え→
曲がった部分は
強引に真っすぐに曲げ直す>
<山男達 総出で
修理に当たり…>
見てください。
すごいね。
<とはいえ この日も
修理に一日を費やし…>
<風により…>
<ここで 一転…>
だから…。
<つまり…>
<そこで仮眠を取り…>
<そして 登頂後…>
<不安要素は尽きないがこれが…>

<そこで…>
珍しいね。
何? それ! 怖っ!
<外れを引くと 頭が…>
<これを 南極でやれば盛り上がること間違いなし!>
<風邪気味の
イモトが気になるが…>
<本人は…>
<後ろの人が順番に抜いて行く>
3・2・1・0!
<果たして!?>
あ~~!!
(笑い)
<イモト まさかの1発アウト!>
<ロシアンぬ~れっと…>
3・2・1!
小久保さん お願いよ!
(小久保さん) 3・2・1!
(小久保さん) セーフ!
<だからこそ 異様に盛り上がる>

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