肉のうまみが来るので、
おいしいとこどりの…。
◆宮本さん、
食べたことないでしょう?
◆ないですけど。
ちょっと思い出に…。
◆いいです、いいです。◆このチャンスを逃したら、
食べられないですよ。
◆いいですー。
◆めっちゃやわらかくておいしい。
うわあ~!
本当に食べたことなかったので、
こんなおいしいなんて…。
◆酒かすの香りも。
◆鼻に抜けていきますね。
◆宮本さん、
日本酒を語るよりも
テンション上がってますね。
◆うわ~!?最高じゃないですか。
◆この寒い季節にオススメなのが、酒屋鍋。
福寿の酒粕と白みそで仕立てた特製だしで煮込むことで、
酒蔵ならではのうまみが食材にし
み渡ります。
◆いただきます。
◆ああ~、
おいしい!
◆うんま!
めっちゃしゅんでますね。
◆具材をたっぷり煮込みますので、
また後半になってきましたら
うまみが、食材のうまみと酒粕のうまみが。
あげますやんか。
めっちゃ乗り出してますやん。
◆いいです、いいです。
◆ほんまに!◆もう何回も食べてますから。
◆いいですか。
ああ、本当しみ込んでる。
◆そしてシメにいただいたのが、
おそばなんですが、
なんとお酒つき、実はこれ、
そばに日本酒をかけていただくんです!
◆そば粉のうまみを生かすために、
お酒をかけて、
つゆとかけて食べるんです。
◆どうですか。
◆めちゃくちゃうまいっす!
◆そばの香りはもちろん負けない。
ウインウインの関係ですね。
口でも食べてますけど、
鼻腔で食らうという感じですね。
◆もう大丈夫ですって…。
◆わかってますって。
◆だんだん連携がとれてる…。
◆いいです!
そしたら。
ああ、うーん。
本当にそばの味が、
う~ん。
鼻腔…。
◆ぱくりだした。
まさかの…。
橋本のコメントをパクり出した。
◆ノリもスゴ腕な宮本さんですが、
酵母の研究をしていた学生時代、
出会った教授が大のお酒好きで、この世界に。
◆研究室に、
お酒の瓶が転がってましたので、
朝、酒、飲んどって、夜、起きて
研究するというような感じで。
だから、昔の酒づくりと一緒のよ
うな感じだったんですよ。
◆24時間労働が当たり前の酒づ
くり。
入社した酒蔵は、昔ながらの世界
でした…
◆寝室なんかも、
杜氏さんが個室、
幹部は、大部屋の畳。
僕らは
二段ベッドで20人ぐらいが同じ
部屋に。
◆すごいですねえ。
◆相撲みたいですね。
◆それぞれの幹部の方にへばりつ
いて、
付き人みたいな感じで
パチンコ好きな人は、パチンコも一緒に行くとか。
◆ずっとつきっきりで、
これが…。
◆そうすると、仕事も教えてくれ
るんですよ。
◆それ、嫌にならなかったんです
か、
やめたいな、みたいな…。
◆お米を蒸す仕事を覚えようと思ったら、その人に次から次へと
嫌ってなる前に、次の2週間ぐら
い、一緒に…。
◆そしたら、また違う師匠につか
なあかんから。
◆そうそう。