2019/04/23(火) 01:10〜02:00 世界はほしいモノにあふれてる▽心地よい暮らし 北欧照明を探す旅〜デンマーク[解][字][再]


長い冬を楽しく過ごすため デンマークの人たちは 照明にとてもこだわる。
明かりが部屋の雰囲気を作ることを
知っているからだ。
この日はコペンハーゲンから
車で30分ほど北へ。
都会から移り住む人が多い港町。

前々から気になっていた家があるという。
地元の人に紹介してもらい
お邪魔する約束を取り付けていた。
レナさん。 築100年の家をリフォームして
夫婦で暮らしている。
100年に見えない。
ここはダイニング。
(ニールス)想像できないぐらい 深く
インテリア考えてる人です。
ダイニングの明かりは あえて小さくして
キャンドルと組み合わせて使っている。
更に窓際に照明を置いて 光を補っている。
キッチンにも照明の演出が。
ほんとに家の中にランプが もう
数えきれないぐらいあるね どの家庭も。
キッチンは
4つのランプを組み合わせている。
いろいろなデザインを合わせるのが
デンマーク流。
キッチンの明かりにこだわる
っていうところ 見習わないとなぁ。
明かりで暮らしも家事も楽しめる。
ステキなヒントをもらった。
この日はヴィンテージものを扱う


インテリアショップへ。
デンマーク人に長く愛されてきた
ランプがある。
非常に伝統的…
デンマークが生んだ近代照明の巨匠。
製品化されて95年近くたった
今も 高い人気を誇る→
北欧照明を代表する
デザイン。
ポール・ヘニングセンは 生涯をかけ→
どうやって光をコントロールするか研究し続けた。
これはね 有名ですよね。
日本でも よく見かける。
そして 電球のまぶしさをなくし→
包み込むような優しい光が広がるシェードの形をデザイン。
電球が家庭に普及する中 オイルランプの
ような 温かみのある光を作ろうとした。
ヘニングセンの手法を
今に受け継いでいるデザイナーがいる。
世界的に活躍する照明デザイナー。
独特な存在感をもつランプ。
その才能と優れた造形力が
高く評価されている。
デザインの核となっているのは 光の反射。
電球の光を反射させ シェードからやわらかな光をもれされる。
ヘニングセンの考え方を
現代にアレンジしている。
どこから見ても
電球の光をまぶしく見せない手法。
それでいて 光の効率は最大限に生かす。

アングル変わんないのにさ俺 こうやって見ちゃった。
デンマーク人の愛する
B級グルメ。
週末に賑わうコペンハーゲンの
屋内マーケット。
地元っ子に人気なのは
「スモーブロー」。
日本で言うオープンサンド。
人気の具材は カリカリに焼いた チキンやポーク。
脂の乗ったサーモンやニシン。
盛りつけのセンスも美しい!
ところかわって こちらは
インテリアショップの社員食堂。
ショールームも兼ねている。
メニューは ここでも スモーブロー。人気店のテイクアウトなんですって。
オーナーのアイデアから始まった
ランチヒュッゲ。
おしゃべりをしながら くつろぐ
仕事の合間のご褒美タイム。
デンマーク人が
とても大事にしているヒュッゲ。
その時に欠かせない明かりの極意を
探るのが 次のミッション。
コペンハーゲンから車で50分ほど。
今回の旅で ニールスさんが どうしても会いたいと思っている人がいた。
文化施設や学校 病院などを手がける…
数々の賞を受賞し北欧で一目置かれる存在。
馬。 馬。
19世紀に建てられた古民家で自然に近い暮らしを大切にしている。
仕事を終えて 家族とくつろぐ

ヒュッゲの時間。
ああ 夕暮れが長いってステキ。
ね~ 窓際がまず大事。
親密度を高める。
ろうそくの炎のゆらぎ。
あたたかな光は 人を惹きつけ
穏やかな気持ちにしてくれる。
居心地のいい空間
ヒュッゲを演出できる照明を作る。
こんにちは トム。