2本束ねた間に滑り込んだような感じだ。
カラスをめぐっては
電柱に作られた巣が原因で
ショートし
停電になったこともある。
高所作業車で
慎重に近づく一方で
外すのは、一瞬だった。
≫追跡!真実の行方。
廃業した旅館が長年放置され
廃虚と化しているのです。
一体なぜ所有者は
取り壊さないのでしょうか。
真実の行方を追いました。
≫その旅館は倒壊寸前の状態で
放置されていた。
≫これはひどいね。
ここなんて
こんな大きなコンクリートの塊が
落ちてきています。
≫創業100年以上の老舗旅館に一体、何が?
一方、人気の観光地
鬼怒川温泉にも廃墟旅館が。
≫鬼怒川の絶景を
台無しにしてしまう廃墟旅館に
観光客は…。
≫今、全国の温泉地で問題になっている廃墟旅館。
近隣住民を脅かす、その実態。
そして…。
≫廃虚旅館を放置している
所有者の言い分とは?
≫熱海や箱根と並んで
東京の奥座敷といわれている
鬼怒川温泉。
ご覧のように、鬼怒川渓谷沿いに非常に多くのホテルや旅館が
立ち並んでいます。
しかし今、この温泉街では
ある深刻な問題を
抱えているんです。
≫昭和の時代
多くの観光客でにぎわった
鬼怒川温泉。
しかし、バブル崩壊で宿泊客が激減。
残された負の遺産が今
ある問題を引き起こしている。
鬼怒川温泉駅から
わずか徒歩10分。
≫廃業してしまっているホテルが
この辺りから立ち並んでいます。
今はもう全く
当時の面影がないですね。
袋に入れたごみが
ガラス越しに重なっているのが
見えてきます。
≫鬼怒川沿いに並ぶ3軒の廃虚旅館が
周囲の風景を一変させていた。
≫更に…。
≫廃虚旅館の近くで
50年以上暮らしているという女性は…。
≫中でも人気だったのが
中央に立つ1929年創業の、きぬ川館。
≫その、きぬ川館は20年前
およそ30億円の負債を抱え廃業。
その後、両隣の旅館も
次々と営業をやめ
廃虚旅館が3軒も並ぶことに。
≫所有者は、一体なぜ廃虚と化した建物を
解体しないのか。
日光市も廃虚旅館に頭を抱えていた。
≫所有者と連絡が取れないため
やむを得ず
市の予算で、がれきを
取り除くなどの安全対策を。
≫市によると、3軒の廃虚旅館を
取り壊すためには
およそ6億円もかかるため
行政代執行もできないという。
実は今、こうした廃虚旅館が
全国で問題になっている。
日本屈指の温泉郷
和歌山県の白浜温泉から
南へおよそ15kmの椿温泉。
源泉かけ流し美肌の湯として知られ
昭和30年代には
湯治客らでにぎわった。
ところが…。
≫ここは椿温泉の中心地なんですが
こちらが廃業した椿楼です。
確かに、もう廃業して使われていない様子が
ありありと分かりますね。
≫この椿楼は明治35年創業。
かつては椿温泉で最も人気の
老舗旅館だった。
建物の裏側に回ってみると…。
≫こんな大きなコンクリートの塊が落ちてきています。
そして、この先の階段
塞いじゃっていますね。
≫旅館の裏側にある市道が
大量のがれきで塞がれていた。
建物が崩れる危険があるため