2019/06/28(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


伝えたんですが
これは日米両政府が
すぐさま否定しました。
ただ、その下ですね。
日米には条約があるので
日本が攻撃された場合は

我々は第3次世界大戦を
戦うことになる。
アメリカが攻撃されたとしても
日本はテレビで
その様子を見ていればよい。
いわゆる日米安保の編成について
トランプ大統領が
発言をしているんですね。
このことはぜひ、触れておきたいです。
こちらをご覧ください。
≫G20大阪サミットを前にして行われた
日米首脳会談。
2人が顔を合わせるのは4月以降、3か月で
3度目という蜜月っぷり。
≫シンゾー、ドナルドの固い絆が
アピールされる一方
2日前、アメリカの
FOXビジネステレビで
トランプ大統領は
電話インタビューに
こう答えていた。
≫日米安全保障条約に基づく
防衛義務でアメリカが、より大きな負担を
負っていると不満を漏らした。


今回の首脳会談で
今後の日米安保条約の
在り方についても
議題に上がるのかと思われたが
会談後の記者会見では…。
≫ワシントン支局長の布施さん。
あの日米安保に関するトランプ発言ですが
真意はどこにあるんでしょうか。
≫ぎょっとする発言ですがトランプさん一流の交渉術
駆け引きといって
いいと思います。
だいたい、重要な首脳会談がある
直前に、ああいう過激発言をして
バーンと相手を驚かせて
自分のペースに引き込むのが
常套手段ですので
今回もそうじゃないかなと。
日米安保で過激発言をして
日本からは貿易分野で何かを引き出そうという狙いだと
思います。
≫吉野さん、今朝の日米会談では
この発言に関しては
出ていたんですか?
会談の中では。
≫出ていなかったようです。
さすがにないよね
ということなんだと思うんですが
むしろ、メインテーマは
貿易や投資という経済面でした。
やはり首脳会談のたびに

トランプ大統領は
貿易の不均衡問題ですとか
不満を口にしているんですね。
それは、とりもなおさず
トランプ大統領自らの再選に絡んだ
テーマだからなんです。
それは日本は織り込み済みです。
安倍総理が用意したのが
こちらのペーパーです。
≫独自で入手したものです。
≫先月の首脳会談から1か月で
日本がいかにアメリカに
投資したかということが
書かれています。
しかもその中には
トランプ大統領にとっての
重点選挙区
ミシガン州といったものも
含まれていまして
日本の主張もしながら
トランプ大統領のかゆいとこにも
手が届くといった資料なんです。
実際、この紙がトランプ大統領に響いているようで
会談の中でミシガン州という
名前も引き合いに出しながら
日本の企業に感謝するという
発言があったそうです。
≫G20の見どころを
話をする中で
貿易とそして安全保障と

この2つがどう絡み合うのかという話をしていたんですが
布施さん、今の吉野さんの話だと
当然、トランプ大統領の
再選戦略
つまり大統領選挙を控えている
トランプ大統領の
この戦略と密接に関わってきますよね。
≫当然そうです。
貿易の分野で何か成果を作って
それを大統領選挙で