大きな意味を持つはずです。
沖縄の辺野古新基地の
建設問題についても、
日本の戦後の平和主義や
民主主義に自信を持ち、
内向きではないビジョンを
示していきます。
はい。次は多様性についても
話を聞きますが、
今回、立憲民主党は
多くの女性候補を擁立をしています。
LGBT、いわゆる
セクシュアルマイノリティー当事者の方々、
障がい当事者の方々もいらっしゃいます。
日本の国会における女性議員の割合は
1割程度にとどまり、
日本は先進国で最低水準です。
LGBT当事者や
障がい当事者の議員も少ない。
こういった多様性のない
政治を変えるために、
この参議院選挙で
どう有権者に訴えていきたいでしょうか。
はい。石川さんも感じているでしょうし、
指摘されたとおりで、国会議員の総数に占める
女性議員の数は非常に少ない。
平成の日本では、女性の社会進出は一定程度進みました。
また、LGBTをはじめとする
セクシュアルマイノリティーの方々が声を上げるなど、
価値観やライフスタイルの多様化が
進みました。
でも、政治はその状況に
全く追いついていないと思います。
人口減少が進む
これからの日本に必要なのは、
異なる立場を尊重し、
その多様性の中から新しい価値を発見していく。
こうした姿勢だと考えています。
出自やジェンダー、性的指向や性自認、
障がいの有無によって
個人の可能性が狭められることのない、
そんな環境を作る必要があると思います。
例えば、同性婚や選択的夫婦別姓の実現も、
その第一歩です。
女性は4割を大きく超えています。
LGBTの当事者の方々、
障がい当事者の方もいらっしゃいます。
そしてNPOの代表も
名乗りを上げてくれています。
みんな一人ひとり個性的で、
これまでの永田町にはいない、そんなタイプです。
でもそれは、これまでの日本の政治家が
あまりに画一的だった。
そういうことなんじゃないでしょうか。
この夏は、日本の国会が内側から変わる
はい。立憲民主党は、
結党以来「草の根民主主義」、
そして「ボトムアップの政治」を
掲げてきました。
立憲民主党の目指す
政治のビジョンについて、
改めて聞かせてください。
はい。私たちは日本の政治が、
誰もが参加しやすい、
参加意識を持てる民主主義、
こうしたものへ
変わっていかなければならないと
考えています。
低い投票率を見ても、今の安倍政権は決して多くの国民から
「どうせ政治は変わらない」と
諦めてしまう人が増え、
いわば「民主主義の空洞化」、
こうした状況の責任は間違いなく、
国民からかけ離れたところで進んできた、
いわゆる永田町政治にあると考えています。
ただ同時に、今の政治状況に
危機感を覚える声、
そして、これまでとは違う
新しい政治を望む声も
立憲民主党が生まれたこと自体、
多くの国民が新しい政治を求めている証しだと思っています。
私たちは、こうした国民の期待を
真剣に受け止めていきたい。
そう考えています。
はい。
そのためには、現場を見ずに
永田町の内側だけで政策決定をしてしまうという、
これまでの政治文化そのものを
はい。国民の皆さんのニーズが多様化し、
そして人口減少、超高齢化という
誰もが経験したことのない
変化の時代を迎えようとしている、
そんな今、
一部の政治家にすべてを任せてしまう、
いわゆる「おまかせ民主主義」。これはもう通用しません。
新しい時代を作る政治の可能性は、
さまざまな問題の当事者や、
課題解決に取り組む
現場のNGOやNPO、
そして社会起業家の皆さん、