2019/09/19(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


一般のお宅に伺うことはなく
ましてや暗証番号を聞くことや
キャッシュカードを受け取ることはありません。
銀行協会のマークが入った
証明書を
書かせることもありません。
こう言っています。十分に注意してください。
不審に思った際は、警察か
全国銀行協会の相談室まで
菅原≫巨大津波は



予想できなかったのか。
福島第一原発事故をめぐり
東京電力の旧経営陣の
責任を問う裁判で
東京地裁は元会長らに
無罪判決を言い渡しました。
笠井≫3人の被告無罪という判決です。
支援者からは不当判決だという
声が相次いでいます。
≫東電の元会長
勝俣恒久被告ら3人が
巨大津波を予測できたのに
対策を怠り
44人を死亡させるなどした
罪に問われた裁判。
今日、法廷に立った3人は
傍聴席の前に並び
じっと前を向いて
判決に耳を傾けました。
≫無罪判決を聞いた3人は
静かに一礼しました。
一方で、傍聴席は少しざわつき
えー?という
ため息の混じったような声が
漏れたのでした。
裁判の争点は
巨大津波を事前に予測できたか。
そして、有効な対策が
可能だったかでした。
東電は国がまとめた

巨大地震を予測した
長期評価をもとに
福島第一原発に最大で15.7mの
津波がくる可能性があると
2008年に試算していました。
これらから
検察官役の指定弁護士側は
あったと主張していました。
対する被告側は長期評価の信頼性が低いために
外部機関に妥当性を
検証するよう指示したもので
≫東電は今日の判決について
コメントは差し控えるとし
損害賠償や除染などに
全力を尽くし
原発の安全性強化に
取り組んでいくとしています。
長かった裁判を
見守り続けた人がいます。
原発事故による避難中に
双葉病院に入院していた
夫を亡くした
保延ミツ子さんです。
渡辺≫判決の言い渡しは
午後4時半ごろに終わりました。
中継です。
東京地裁前の古賀さん。
傍聴席からは
ええ…というため息も
漏れたということなんですが

裁判所が元会長らを
無罪にした一番の理由というのは
なんだったんでしょうか。
古賀≫被告らが巨大津波を
予測できたかなどについて
裁判所は
検察官役の指定弁護士の主張を
真っ向から否定しました。
裁判所が無罪の理由について時間をかけて述べたのは
震災前に、原発を止めるべき
だったかについてです。
判決によると
運転停止命令も受けておらず
事故も発生していない状況で
原発の運転を
停止するのは
手続き的にも技術的にも
相当な負担と困難があったと
述べました。
そして
巨大津波の試算のもとになった
長期評価の信頼性については
専門家などから
疑問が示され、客観的に
信頼性について合理的な疑いが
残ると指摘し
被告3人が巨大津波の発生を
予測できる可能性があったとは
認められないとしました。
そして、検察役の指定弁護士が