2019/12/01(日) 21:00〜21:50 NHKスペシャル 体感 首都直下地震「プロローグ あなたは生きのびられるか」[字]


中心メンバーです。
井ノ原≫どうすれば
いいでしょうか。
中林≫まず地震のあと
必ず火が出るので小さいうちに消す。台所にある火
ガスの火、そういうのを
消していくんですね。
だけど、消しきれない。
そうすると
揺れが収まるまでは待って



揺れが収まってから
大きくなる前に消す。
ただ、それでも消しきれないのでこういう火災になるという
想定なんですけど
もし、避難するときには必ず電気のブレーカーを下ろして
それで家を出てください。
これが大事です。
井ノ原≫何か大きな理由が
あるんですか?
中林≫実は阪神大震災も
東日本大震災も
火災の原因の6割以上が
電気なんです。
電気がつまり
ブレーカーを落とすことによって
避難して、留守になって
電気が戻ってきても
留守宅から火を出さない
ということに
つながるんですね。
北斗≫パニックになって忘れちゃいそうですね。
やらなきゃと思ってても。
井ノ原≫なんか、最近の家電って進化しているから
そこから火災が起きるって
あまりピンとこないですが。
中林≫電化製品も
オイルのファンヒーターなんかも
耐震装置がついていて
使っているときには
その機械は止まるんです。

ただ、家具が倒れたりしてコードに傷をつける。
停電で電気が
戻ってきたときに
傷がついたコードのところで
熱が出てきて
ばっと火が出るんです。
井ノ原≫電気が復活してきたときが危ないと。
だからブレーカーを。
テリー≫出火したとき消そうとするじゃないですか。
逃げるときの判断って
どうなんですか?
中林≫大体、自分の目の高さ
それぐらいまで
炎が上がったときには
もう、たぶん
我々、素人では消せない。
それで避難をする。
小野≫それより小さくても
どうやって消せばいいか
心配になりますが
実は、同時多発火災から身を守るノウハウ
火の消し方などなど
「生きるスキル」という番組で
詳しくお伝えいたします。
あさっての夜11時からです。
小野≫NHKは
今日からの1週間を
「体感・
首都直下地震ウイーク」と
名付けました。

NHKスペシャルだけでなく
地震が起きたとき
どうすればいいのか
朝昼晩、さまざまな番組で
考えてきます。
井ノ原≫1週間を通して
相当すごいことですよね。
NHK全体で
考えましょうということですから。
テリー≫やる気出してますね。
小野≫朝は「おはよう日本」や「あさイチ」。
昼には「ごごナマ」で
シニア世代の防災術。
「シブ5時」では避難の際の
危険を中継など
夜もこんな感じで
お届けいたします。
井ノ原≫あらゆる世代で
みんなで一緒に
考えていかないと
誰かが知らないとまた大変なことに
なるということですね。
テリー≫台風だと何日か前に分かるけど
地震は違いますよね。
井ノ原≫起きてから何が起こるか分からないということですから
皆さん一緒に考えていきましょう。
小野≫首都直下地震が怖いのは、先ほどの
同時多発火災だけではありません。
明日からのドラマでも描かれる脅威をまとめました。
井ノ原≫いろいろありますが