彼女には恋人がいました。
10歳年上の
ホウ・シエイ元死刑囚です。
後に逮捕され
死刑執行されました。
ロウ容疑者はキャバクラで働き
彼女が誘惑し連れ込んだ
地元企業経営者の男性から
恋人の男が金を奪い、殺害。
更に、男性の自宅で
妻と3歳に満たない娘を
殺害したというのです。
2件目の事件は、1997年。
2人の女性から金を騙し取り
殺害。
逃走を続けます。
そして、1999年。
3件目の
強盗殺人事件が起きます。
≫警察に囲まれ
部屋の片隅でうずくまる男。
自作の銃を手に
立てこもったのです。
≫ロウ容疑者が男性を誘惑して
自宅に連れ込み
恋人の男が
身代金を要求して殺害。
更に、工事をすると嘘をつき
大工の男性を呼んで殺害したというのです。
催涙弾を撃ち込まれた男は
発砲して応戦。
しかし、足を2発撃たれて
逮捕されました。
男は取り調べに対し
3件の強盗殺人のほかにも
2人の殺人を認めています。
千々岩≫恋人の男は裁判で死刑判決を受けて
刑はすぐに執行されます。
ただ、ロウ容疑者のほうは
そのまま行方をくらまして
そして複数の偽名を使い
クラブでホステスなどをしながら
各地を転々とします。
≫最初の事件から20年。
彼女は、シェリーと名乗ってクラブで働いていました。
クリスマスには
女神のシェリーと
彼女をメインにしたポスターが
作られるほど。
スタッフによると
甘えた声で人気があったといい
売り上げも多かったそうです。
しかし、そんな彼女に捜査の手が伸びていました。
防犯カメラなどの膨大な情報から
中国警察が
彼女の居場所を
突き止めたのです。
交際していた男性が経営する
ショッピングモールの
時計店を手伝っていたのでした。
その瞬間、彼女は抵抗する様子もなく
警察官に素直に従いました。
地元メディアによると恋人の、ホウ元死刑囚と
出会ったときは
彼女は小学校の教師でした。
ホウ元死刑囚が逮捕されたあと
1人で逃げ続けた彼女は結婚はしない
家庭は持たないと
話していたといいます。
山崎≫がんの再発診断で
9割の精度を誇るという
最新技術を取材しました。
中村≫こちらではナテラ社が開発した
新しい技術について
発表が行われています。
≫がんが再発するかどうかが
9割の確率で分かるという
この技術。
≫一般的に多くのがん手術で再発するのは
全体のおよそ3割と
いわれています。
しかし、再発の予防のために
手術後には、多くが
抗がん剤を投与されているのが
現状だそうです。
再発するかどうかが
早い段階で分かれば
抗がん剤の副作用など
患者の身体的負担を
回避できるうえ、金銭的負担も
減ることになります。
一体どんな検査なのでしょうか。
手術で取り除いて画像上見えなくても
実は、がん細胞が
体に残っていた場合に
再発が起こります。
がん細胞には、ctDNAという特殊なDNAがあり
血液中に漏れやすいことが
分かっています。
ナテラ社は血液中から