2020/01/20(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


贈っていた疑惑などが
取りざたされています。
ただ、その疑惑については…。
≫捜査に支障
適切な時期という言葉を繰り返し
具体的な説明は

ありませんでした。
≫一方、公職選挙法違反の疑いで
地元事務所の家宅捜索を受けた
河井夫妻。
今日も説明を求められましたが…。
渡辺≫令和2年の通常国会は
波乱含みのスタートとなりました。
ここにありますように
6月17日が会期末。
150日間の審議が
進められるわけですが
今回、政府・与党側は
提出法案を
戦後最も少ない
52本に絞り込んでいます。
といいますのも6月17日
会期末の翌日が
東京都知事選の告示の日です。
更に東京オリンピックが控えているために
会期の延長は難しいと
みられているからです。
では、与野党キャップと
話をしてみます。
まず、与党キャップ山本さん。


今もありましたが、3人の疑惑の残る議員などを抱えて
延長なしという
限られた時間の中で
政府与党は
法案を順調に審議して
通すことができるんでしょうか?
山本≫自民党幹部が厳しい船出だと強調するように
国会は冒頭から
防戦一方の展開となりそうです。
ある政府高官は丁寧に進めるに
尽きると語っていますが
丁寧な説明が行われるかは
全くの別問題となっています。
IRをめぐる汚職事件に加え
河井夫妻や菅原前大臣の一連の疑惑についても
議員個人の問題などとして
突き放す考えです。
また、桜を見る会の問題では
データは削除したため
説明しようがないという方針を
貫く考えです。
強気の背景には
世論調査で内閣支持率が
下がっていないと
ある自民党幹部が
分析するように
このまま乗り切れるという計算をしているためです。
そのうえで、安倍総理が
オリンピック後の
景気の落ち込みを念頭に

予算の早期成立こそが最大の景気対策と
強調するなど
審議拒否をちらつかせる野党側を
早速、牽制してもいます。
政府与党内にはオリンピックのお祭りムードで
政権への逆風は
打ち消せるという見方もあり
延長しない国会を
なんとか逃げ切りたい考えです。
渡辺≫ありがとうございました。
続いて、野党キャップ柊さん。
不祥事が続いている政府与党側を
野党はどのように攻めていくんでしょうか。
柊≫野党側は安倍総理大臣を
徹底的に問いただすと
意気込んでいます。
この国会を桜、IR汚職自衛隊の中東派遣を
3本柱に追及していく構えです。
汚職事件にまで広がった
IRの整備については
阻止する考えです。
ギャンブルに頼る安倍政権の
経済政策はピント外れだと訴え
カジノを禁止する法案を
今日朝に提出し
早くも政府・与党と
対決の様相を見せています。
また桜を見る会をめぐる問題では
一問一答方式で安倍総理を追及できる
予算委員会に

照準を定めています。昭恵夫人の関与も追求し
今度は安倍総理は逃げられないと
立憲民主党の枝野代表にも
力が入っています。
渡辺≫ところで、柊さん国会が始まる前までの
合流を目指していた
立憲民主と国民民主ですが
一緒になることは
できませんでしたね。
理由はなんだったんですか?