2020/03/31(火) 04:02〜04:30 ダーウィンが来た!「干満差世界一の海!渡り鳥200万羽が大騒動」[解][字][再]


波が押し寄せるたびに居場所を追われるヒレアシトウネン。
みんな窮屈そうですね。
あっ ハヤブサが近づいてきます。
一斉に逃げ出す ヒレアシトウネン。
浜は大混乱です。
いちもくさんに

海の上に向かいますが…。
そこへ ハヤブサが急接近!
ヒレアシトウネンたちは 黒い帯状のかたまりになって逃げ回ります。
たちまち群れに追いつくハヤブサ。
後ろから襲いかかります。
危ない!
ヒレアシトウネンたちは態勢を立て直して再び かたまりになります。
ハヤブサは ヒレアシトウネンの群れを
バラバラにしようと→
上空から連続攻撃。
群れが徐々にちりぢりになっていきます。
ついに 1羽のヒレアシトウネンに
狙いが絞られました。
ハヤブサは はぐれた1羽を
執ように追いかけます。
すんでのところで なんとかかわし続ける
ヒレアシトウネン。
しかしハヤブサは 攻撃の手を緩めません。
ハヤブサははぐれた1羽が群れに合流するのを→
阻止しようとしているようです。
一気に間合いを詰めます。
うわ! 間一髪 かわしました!
ああ~!
ついに捕まってしまいました。


あれ!?別のハヤブサが横取りに来ました。
おっ! この隙をついて
ヒレアシトウネンが逃げ出します。
ハヤブサは諦めません。
危ない!
なんとか逃げ切りました!
今回は運が良かったですが ハヤブサの餌食になってしまうヒレアシトウネンも→
少なくないんです。
ちょ ちょっと待った!あらら また来ちゃったんですか?
だってヒレアシトウネンは さっきから
一方的にやられっぱなしじゃないですか。
そもそも こんな大群で飛び回るから
狙われちゃうんでしょ!
いえいえ 大群で飛び回っているからこそ
攻撃をかわせるんですよ。
えっ ホント?
ええ。
ヒレアシトウネンが こうして
ひとかたまりになって飛ぶことで→
ハヤブサは 1羽に狙いを
絞りにくくなるんですよ。
あ~ たしかに みんな
必死に集まろうとしてましたな。
ええ。 名付けて…
み 密集飛び?
さらに 飛んでいる高さにもご注目。
海面スレっスレを飛んでいますよね。あ~ はいはいはいはい。
ハヤブサは上空から急降下して
攻撃してきます。
海面にぶつかりそうなくらい

スレスレを飛ぶことで→
その攻撃を封じているんです。
名付けて…
こうした集団での防御を徹底することで
被害を最小限にとどめているんです。
へ~ なるほど! 集団でいるほうが
かえって安全っていうことですか。
ええ。 数が多いほうが敵の襲来にも
いち早く気付くことができますし→
いいことずくめなんですよ。
なるほどね。 窮屈そうな浜辺も渡り鳥にとっては→
渡りに船の
好都合ってわけですな。
みんな
旅立ちの時まで頑張れよ~。
8月下旬。
夏は もうすぐ終わりです。
数千羽のヒレアシトウネンが
これまでにないほど→
空高く舞っていました。
いよいよ越冬地への旅が始まったんです。
♪♪~
鳥たちは しばらく旋回を続けやがて南の空へと消えていきました。
♪♪~
世界一の干満差を誇るカナダのファンディ湾。
激しい潮の満ち干が生み出す 豊かな海。
この恵みが 200万羽もの渡り鳥たちの→
はるかなる旅路を
支えているのです。
♪♪~

(マヌ子ママ)もう だんさんったらまた薄い水割りで粘っちゃって。
(ツノミン)水割り1杯で
よく何時間も粘れるわよね~。
褒めてないわよ。
ちょっとは売り上げに貢献してよ。
(ドアベルの音)
あっ いらっしゃ~い。
(ツノミン)いちいち丸まんなくていいわよ。
小心者ねえ。
いっつもここで飲んでるけどさ