大吉≫その
ご子息ね。
山野辺≫きょうも朝
起きるの早かったんですか？
１時ごろからめい想して。
＜笑い声＞
華丸≫親子で
やっていないでしょう。
山野辺≫やってるイメージがありました。
荻野≫僕はゆっくり起きています。
山野辺≫すりおろしりんご
気になったのは
例えばほかの果物でも
いいのかなと。
荻野≫香りのいい果物が
向いていますね。
ぶどうや梨、非常に相性がよく
キウイやメロンだとゼラチンを
溶かしてしまうので
あまりキウイやメロンは
向かないと思います。
山野辺≫かんきつ系も
あまりよくないですか。
荻野≫香りがあるものは
意外と相性がいいと思います。
大吉≫その中に今、きくらげが
入ってるんですか？
荻野≫さっと湯がいて
５ｍｍ角にしたものです。
華丸≫しいたけかと思った。
荻野≫食感がプリプリします。
今、絹さやです。
絹さやはさっと湯がいて小さく切ったものが
入っています。
そして、りんごです。
りんごもちょっと
厚めに皮をむいて
角に切ったものです。
華丸≫それで皮を残しているんだ。
近江≫赤がきれいですね。
続いては具材作りですね。
魚介の香ばしさが
りんご酢ジュレと相性抜群
というポイントです。
鯛の皮目は塩を振ってあります。これを焼き付けて
いく感じですね。
華丸≫手で押さえるんだ。
荻野≫香ばしさをつけることで
鯛の香りがより出ますので
ジュレとの相性が
非常によくなります。
大吉≫結構分厚めの。
秋元≫お刺身のままではだめですか。
荻野≫お刺身のままでも
大丈夫なんですけれども
ただよりジュレとの
相性を考えると
香ばしさを入れることのほうが
おいしく仕上がると思います。
近江≫表面をしっかり焼き付けて。
西島≫料理人の方ってすごい熱いの
全然平気じゃないですか
何なんですか？華丸≫訓練ですか。
荻野≫痩せ我慢ですね。
山野辺≫お父さんと一緒じゃん。
華丸≫お父さんと一緒とか
やめてください。
我慢していませんので。
近江≫ここから盛りつけの作業に入っていきます。
華丸≫仕上げですか？
荻野≫ほうれんそうは一度ゆがいてからおだしの中に入れて
時間を置いて味を
含ませたものです。
大吉≫これも冷蔵庫で
１時間ほど置くんですね。
荻野≫しめじは一度湯がいてから
一度おだしで炊いて１時間ほど冷蔵庫で冷やしたものになります。
先ほど焼いた鯛を切っていきます。
秋元≫おいしそう。
近江≫車えびが
載せられましたけど
車えび以外でも生食できる
お刺身用のえびでも代用できるそうです。
華丸≫ますます
クリスマス感がありますね。
近江≫ジュレが。
荻野≫彩りよくしたら最後に
実抜きをしたりんごですね。
レモン水につけると茶色くなるのを防げます。
一度レモン水を
くぐらせてください。
近江≫道具が、映りましたが。
荻野≫くりっとしたものです。
華丸≫りんご以外は
ふだんは何に使うんですか？
荻野≫にんじんでしたりお野菜を
くりぬいて炊いたりします。
華丸≫演出用ですね。
奥田≫クリスマスカラーで食卓を彩る荻野シェフの前菜です。
甘く爽やかなりんごのジュレが