2020/12/30(水) 10:00〜16:00 孤独のグルメ イッキ見スペシャル[字]
(シャッター音)
ありがとうございます。
すみません。
お待たせしました。
カステラパンケーキです。
取っ手の部分が
たいへんお熱いので[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
お気をつけください。
はい。
《おぉ 来たか来たか! ほほう。
こいつは たまらん。
匂い 見た目
ともに期待を上回る逸物》
《おっと 急がねば》
《うほほほほ…》
《よし…
まずは ここからでしょう》
《おぉ~!
これはこれは ふわり姫。
香りのままの食感。
生まれ育ちのよさそうな甘み》
《ほほう
確かに カステラ的なあれもある》
《じゃあ こうして》
《音が聞こえる。
この音 もはやエロティック》
《うほほ 一気にホットケーキの花道》
《カステラパンケーキ。
その魅力的な名前そのままのおいしさ》
《端っこ… いくでしょ》
《フフフフ ここ好き》
お待たせしました パンケーキです。
あ~ すごい!
取っ手の部分が
たいへんお熱いので[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
お気をつけください。
ありがとうございます。
おいしそうでしょ?
おいしそう すごいね。
一緒に食べよう。
《ラストの4分の1… はかない》
《遠い旅路で出会ったような
うどん屋から[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
絵に描いたような
団地の中に埋もれたカフェで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
見たこともない カステラパンケーキ。
今日は まるで夢を見てるみたいだ。
もう1個 いけるなぁ》
《あぁ おいしかったなぁ。
糖分補給 完了。
小腹を埋めるには十分すぎる うまさだった》
ん~。
ごちそうさまでした。
《さてと
東京に戻るか。
あっ
ここも東京だった。
ハハハハハ…》
受けて立つぜ。
頑張ってくれてる飲食店に 感謝。
[外:37F6ECF37A0A3EF8DFF083CCC8754F81]~
《う~ん なかなかに遠かった》
《でも 電車旅で東京を抜け出すのも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
たまにはいいもんだ》
《ピクルス?》
《昔ながらすぎるパン屋さんだ》
《大通り 1本入ると一気に のんびり》
《というか 人がいない。
あれれ? 早くタクシー捕まえなきゃ》
《おっ!
渡りに船》
《ホテルとボウリング場が
完全に合体してる。
それにしても 渋いな~》
<時間や社会にとらわれず[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
幸福に空腹を満たすとき[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
つかの間彼は自分勝手になり 自由になる。
誰にも邪魔されず[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが
現代人に平等に与えられた[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
最高の癒やしと
言えるのである>
(ベルの音)
《えっ? ボウリング場に?
なに それ? フッ》
すみません 私 井之頭と申しま…。
あっ 斎藤です。
あっ!
どうも すみません。
すみません 改めまして[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
支配人の斎藤と申します。
井之頭です。
じゃあ あの 早速 ホテルのほうに。
あっ はい。
はい どうぞ こちらです。
井之頭さん ボウリングは?
学生時代に
遊びでやったくらいですね。
そうですか なんか