ローラさんです。
きもちがいい きっさてんにやってきました。
こうちゃを たのしんでいます。
そのとき…。
かぜで ホコリが まいました。
ホコリが 鼻に すいこまれていきます。
(くしゃみ)
よっしゃ 鼻みずスプラッシュ せいこう!
このこえは?
ぼくは ローラの鼻。
ぼくのしごとは
ホコリなどを とりのぞいて→
はいに きれいな くうきをおくること。
そのために かかせないのがこの みっつのヒダなんだ。
じっさいの鼻のなかを みてみると→
ひだりに ふくらんだヒダがみえてきました。
このヒダで 鼻みずをつくっているんだ。
こちらが 鼻みずがでる しゅんかん。
ひだりに じわっと でてきたのが
鼻みずだ。
ホコリや かふんが はいってくると→
ぼくは 鼻みずをだす。
鼻みずで
ホコリや かふんを すいとるんだ。
はなをかめば そとにだせるだろ?
でも ホコリはいつでも はいってくるから→
そとに だすだけじゃ まにあわない。
だから ぼくは たくさんの鼻みずを→
のどのほうにも ながしているんだ。
鼻のおくの かべをみると→
ちいさな けが
たくさん はえています。
鼻のおくから のどまで→
ずらっと ならんだ けがこきざみに ふるえることで→
ホコリや かふんを おくへ ながすんだ。
まるで おおだまおくりみたいだろ?
でも おくへ ながして
だいじょうぶなんでしょうか。
このあと いのなかに おくられるから
だいじょうぶ。
鼻は ホコリや かふんをとりのぞいて→
くうきをきれいにするだけではありません。
さむいときは 鼻に
つめた~い くうきが はいってくる。
そういうときは…→
ヒダをふくらませてヒダで くうきを あたためるんだ。
そうして あたたまった くうきを
はいに おくるんだ。
くうきが かんそうしているときはね→
ヒダのひょうめんの鼻みずで→
くうきを じゅうぶんに しめらせてから→
はいに おくるんだ。
鼻は きれいで かいてきな くうきを→
はいに おくっているんですね。
(はい)鼻が おくってくれる くうきは
さいこう!→
ありがたい!
はいから ほめられるとなんだか ムズムズするよ!
ローラさんです。
かぜがおさまって ひとあんしん。
すると…。
こんどは いいかおりが。
ん~ じょうひんで
ほんのり あまい かおり。
これは… バラにちがいない!
おや? こっちからも。
しょくよくをそそる
この こうばしい においは…。
ビーフステーキ!?
鼻は においを どのようにかぎわけているのでしょうか。
においはね いろいろな しゅるいの
つぶから できているんだ。
鼻の てんじょうに→
においのつぶをキャッチするさいぼうたちがいるんだ。
これが じっさいのさいぼう。
においのつぶをキャッチするため→
ちいさな うでを
なんぼんも のばしています。
この さいぼうたちは→
それぞれ キャッチするにおいのつぶが ちがうんだ。
にんげんの鼻には→
400しゅるいちかくものさいぼうがいて→
キャッチするつぶが
それぞれ ちがうんだ。
さいぼうたちは
においのつぶをキャッチすると→
しんごうを のうに つたえます。
いわば のうのなかに→
400しゅるいの でんきゅうから
つくられた→
けいじばんがあるようなものなんだ。
たとえば バラのばあい→
かおりにふくまれる
つぶのくみあわせから→
のうは バラのかおりと はんだんします。
にくのばあいも においにふくまれるつぶのくみあわせから→
にくのにおいと はんだんするのです。
鼻に はいってくるつぶの くみあわせによって→
1まんしゅるいいじょうもの においを
ページ: 1 2