薄切りにします。
駒村≫結構薄い輪切りなんですね。
枝元≫ひらひらしていると
火の通りも早いし
食べるときも食べやすいですよね。
華丸≫おでんぐらいの大きさの
イメージですよね
ぶりと大根って。
枝元≫じっくり煮るイメージ
なんですが、きょうは
１０分かからないで
いっちゃうんです。
でもここで手間取ってどうする私
頑張るわ。
駒村≫気をつけてください。
枝元≫先端を少し残しておいて
やるといいかなと。削りやすいですよ。
それから長芋です。
長芋も、とろろにするようなイメージが多いんですけれど
こうやってひらひらにすると
食べやすいんですよ。
華丸≫どっちが大根でどっちが
お芋か分からない
それでいいんですよね。
枝元≫仲よしでね。
とろみもうつるので
大根なのか長芋なのか分からないところがいいと思います。
そしたらここで
本当は素手でももちろん
よく洗った手でも
大丈夫なんですけどね
ざっくりと混ぜ合わせていきます。
そうすると、長芋だけだとくっついちゃうんですよ。だけど
大根と層になって
剥がれやすくなっていきます。
こんなふうにしておいたら
このお鍋のところをですね…。
ああ、落ち着いていこう。
駒村≫土鍋ですね。
枝元≫お酒を入れます。
きょうは暖乃ちゃんがいるから
お酒のアルコール分を
しっかり飛ばそうと思います。
お鍋を温めながら
火にかけておきます。
駒村≫ふたをして沸かすんですね。
枝元≫そうすると鍋全体が温まるので
火の通りがよくなるんですよね。
華丸≫アルコールは飛ぶんですか。
枝元≫少し温まってから
ふたを取ります。
いい香りがしてきました。
ちょっと酔っ払う感じ。
華丸≫先生だけですね。
われわれは離れているので
全然です。
＜笑い声＞
枝元≫お正月でお酒とか
残ったりするじゃないですか。
そういうのもいいですよ。
きました。だいぶ。
アルコール消毒な感じですね。
＜笑い声＞
枝元≫違うか。
駒村≫暖乃ちゃんがウケています。
枝元≫ありがとうございます。
よろしくね。
いったん火を止めて
材料を入れます。
駒村≫先ほど混ぜた
大根と長芋です。
枝元≫まず一面にじょじょじょと。
そしたら、ぶりを載せます。
駒村≫サンドイッチのように
水けは切らなくていいですか？
枝元≫そうだった。
えらい
ことしもよろしくお願いします。
駒村≫こちらこそ。華丸≫臭みを取るんですね。
枝元≫こぼれた、こぼれた。
駒村≫ペーパーの上ですから大丈夫です。
枝元≫ことしこそ落ち着こう。
こんなふうにして、ざっと
お塩を振って出てきた生臭みを
押さえるみたいにしてから。
きょうね、ぶり
お鍋の底が細いので２段ぐらい。
駒村≫ミルフィーユ状ですね。
枝元≫一瞬思ったのはね普通だとお魚だと、しょうがとか
何か香りを抑えるような
何か足すんだなと思って足すかなと思ったんですけど
考えてみたらこれから
ゆずこしょうと一緒に食べるので
香りはゆずこしょうが
いいからよしと思いました。もうちょっと大根があっても
よかったかもしれないけど
ちょっと上にこんもりさせると
かわいいです。
そうしたらここに、おだしです。
おだしにお塩を先に足して。