≫さて、皆さんは
タオルを洗うとき
こんなことに
悩んだりしませんか？
って、思いがちですが…。
と言うのは、先ほどの
タオルドクター・阿部さんです。
柔軟剤は、使うと確かに
タオルがふわふわになるものの
水は吸わなくなるというんです。
そういって見せてくれたのがこちら。
阿部≫これは柔軟剤入り
こちら柔軟剤なしです。
柔軟剤を使って洗ったタオルと
洗剤だけで洗ったもの。
水をよく吸うほうが
早く沈むというのですが
そこまでの差が出るのでしょうか。
それでは、もう一度。
洗剤だけで洗ったものは
すぐに水を吸い沈んだのに対し
柔軟剤を使ったものは
１分ほど、浮かんでいたんです。
でも、どうして？
柔軟剤はタオルのパイルの表面をコーティングする働きがあります。
それでパイルが立ち上がり
ふわっと仕上がるんですが
パイルが
コーティングされてしまうため
その分、水をはじいてしまうって
わけなんです。
実際に、どれだけ吸う水の量が
変わるのか試してみると…
洗剤だけのほうが１割ほど多く
水を吸ったんです。
だから、水や汗を
たっぷり吸わせたい場合は
洗剤だけで洗ったほうがよく
肌触りを大切にしたいときは
柔軟剤を使ったほうがいいって
わけなんですね。
副島≫ということで、ふわふわを
求めて皆さんついつい柔軟剤を使いたくなりがちなんですが
その性質を知っておいてね
ということなんです。
こちらにまとめてみました。
柔軟剤を使うと、普通の洗剤で
洗うよりも、やわらかく
ふわふわの肌触りが得られます。
ただ吸水力は、やや落ちてしまう
ということなんですが
実は私たちの使い方にも
ある問題があるといいます。
それがこちらです。
近江≫多めに柔軟剤を入れる人
多すぎ問題です。
ある調査によりますと
気持ちよい肌触りを求めて
ついつい柔軟剤を
書いてある目安よりも
多めに入れてしまう人が
およそ３割いたそうです。
多ければ多いほどって思いがちですよね。
大吉≫でもだめなんですね。
副島≫柔軟剤を多く使っちゃうと
吸水力がさらに低下してしまう。
そうすると水を吸わないから
もっとゴシゴシ
やるじゃないですか。
こうすることにより
どんどんタオルのパイルが
傷んでしまうので傷みの原因が
早くなってしまうということなんですね。
吸水力が落ちちゃう
ということです。
近江≫ですから分量をしっかり
守って使ってください
ということです。
正しく柔軟剤を使うと静電気を
防ぐ効果もありますのでこの時期
使っていきたいなと思います。
最近では、吸水性が高いと
書かれた柔軟剤も
売られているそうなので
そういうものを選んでみるのも
いいかもしれません。
副島≫ここまで、ふわふわの
タオルにする方法
ばっちり分かりましたが
タオ子たちもふわふわになって
幸せになったのか
のぞいてみましょう。どうかな？
あら、きょうはタオ子ちゃん
タオルくんに誘われ
ピクニックに来たみたい。
楽しそう。
タオルくん≫おい、タオ子
こっちでおにぎり食べようぜ。
タオ子≫あら強引ねえ。
ありがとう、じゃあマスク取って。