事態を切り開くには→
「ニュー・エンライトメント」
新しい啓蒙しかありません。
民主主義も科学も
うまく機能しない中で→
今 求められるという
「ニュー・エンライトメント」。
エンライトメントとは
啓蒙 悟りとも訳せる言葉ですが→
コロナ禍の今 この「新しい啓蒙」は→
どんな意味を持つのでしょう？
そのために大事なのは…
今朝も私は見かけました。１２歳から１６歳ぐらいの子たちが→
マスクをしないで タバコまで吸っていた。
だから私は言ったんです。
今日 １，０００人が死のうとしている時に
君たちを そのままにはしておけない。
君たちの誰か一人でも
感染するのを避けたいし→
誰か一人でも無症状の感染者になって
ほかの人にうつしてしまうのを避けたい。
だから 今すぐやめた方がいいと。
彼らは すぐにばつの悪そうな顔になって→
悪かったと言いました。 これは 今は
私が「勇気がある」ように見えますが…
気づくまで諦めないことが大事です。
エイリアンじゃないよ。 彼らにもソーシャルなケアが必要なんですよ。
それは絶対に必要なところで…
ヨウイチの言うとおりです。
ウイルスは 科学や政治の手の届かない
暗闇にまで来てしまうのですから→
その暗闇に光を照らし…
世の中が大きく変わらなければならない今正しく「気づき」を得た人が→
まだ気づいていない人に
直接「気づき」を促していく。
その繰り返しが
社会全体を「気づき」で満たし→
政治や科学では
カバーしきれなかった領域を→
カバーしていく。
非常事態に疲れ果て 政治や科学に反感を持ってしまいがちな今こそ必要な→
互いに「気づき 気づかされる」関係
それが「新しい啓蒙」。
ただ 落合さんは 日本で
この気づきをもたらしていくには→
一つ 気がかりなことがあると言います。
シンプルな質問を僕からしていいですか？
自粛警察 マスク警察
いろんな人がいましたけど。
例えば 街なかでマスクしてないと
テレビの人が寄ってきた→
ソーシャルネットワークサービスの人に
写真撮られた。
「ディストピア」っていう言葉を
よく使うんですけれど→
多分 非常に監視社会的なもの→
それは 政府が権力として監視した社会を持ってるわけではなくて→
個々人が 個々人に対して
監視社会を持っている。
そういった時に
そういった社会に対して→
どうやって警鐘を鳴らし続けていくかとか
向かい合っていくかってところに→
ご意見があれば
聞いてみたいなと思うんですけど。
ヨウイチは 最も大事な点を
指摘してくれたと思います。
「マスクをしていない」状態から→
「マスクをしている」状態に「改善」することは大事ですが→
わざわざ写真に撮って それを→
インターネット上にさらす必要はありませんよね。
マスクをしていないことは
いけないことですが→
それを撮影することも
同じくらい いけないことです。
改善が伴わないことは
やっても時間の無駄です。
それだけでいいのです。
「そんなのは役所や警察の仕事だ」と言う人もいます。
でも 役所や警察では足りないほど
今は問題が広がっています。
それに個人の行動を
すべて公権力に委ねてはならないことは→
我々は過去の経験から
よく知っているはずです。
そういう点で私は 実は…
ほかの国のように厳しく法律で行動を制限することなく→
これだけ感染の拡大を防いでいる。→
欧米の人は よく「日本人には個性がない。→
集団で同じ方向を向いている」とか
言いますが そうではない。
（ガブリエル）間違っている人を見捨てず
改善を繰り返していく。→
そうすれば
パンデミックを最初に克服する→
世界の大都市は
東京になるかもしれない。→
日本が世界の手本となれるか
これからが楽しみです。
ウイルスに勝てるといいですね。