静寂のスタジアムで決勝が行われ
ています。
やりづらさももちろんあると思いますが？
大竹≫私生活の面でも、
本当に気にしながら、
感染しないように、うつさないよう
に、もちろんそうですけど、
サッカー以外のところでも気をつ
かって
生活をしなくちゃいけないのは、
選手たちにとっても
すごくストレスだと思うんですけ
れども、
ただ、今日、これだけの連戦を戦っ
てきた中
疲れも見せずにフレッシュにプレ
ーしてくれてると思いますね。
≫中山さんは久しぶりに高校女子
サッカーを上から見て、
どんな印象がありますか？
中山≫非常にレベルが上がっているなというのを感じますね。
僕、７年ぶりに見させて
もらっているんですけれども、
いろいろなところでちょこちょこ
映像は見てますけど
ここまでじっくりというのはなか
ったんですが、一人一人の技術が
しっかり安定しているし、周りを見
れているというところですよね。
そこに周りの選手も
反応できているところが
すごく感じられますね。
≫コーナーキックにかわります。柳瀬楓菜がコーナーキックを得ま
した。
柳瀬楓菜は今、ベンチに座っている９番の高尾真莉奈と
２人、キャプテンと副キャプテンで
チームを引っ張ってきました。
３年間同じ部屋でともに過ごし、手
前に映っているのが
９番の高尾です。
高尾はけがも多かった、しかし現在は
ピッチに立っている１０番の柳瀬
楓菜がチームを引っ張っている。
惜しくも届かない、
１４番の斉藤花菜のヘディングシュート。
フリーになりました、中山さん。
中山≫いいヘディングでしたけどね。
大竹≫フリーでピンポイントで。
≫下がってきてのヘディングシュートでした。
クリアをしている
２番の本多実夏子、３年生。
川上≫順心の方が選手の身長が少
し高いんですよね。
ですので順心としてはコーナーキ
ックチャンスですし、
作陽としてはなるべくコーナーキ
ック、減らしたいですよね。
≫身長差があるという中、決勝の舞
台。
大竹≫キックも順心は
うまいですからね。
中山≫あえてあれはマイナス気味
だったんですかね、
ちょっとあれだとディフェンスい
きづらいじゃないですか。
下がりながらのヘディングをゴー
ルにつなげたんですよね。
下がり気味だったので、ディフェン
スがそこまで
行ききれていないんですよね。
大竹≫そこまで計算しているかどうかは分からないですけれども、
ただ、そういうボールに対しても
しっかりと下がりながら
ヘディングできる技術はあります
よね。
中山≫そこにスペースを開けて、走
り込んでいるという
感じですよね。
川上≫順心は結構パターンを持っているので、
次のコーナーキックのときは
ゴール前に固まるんじゃなくて
違う入り方をしてくるかもしれま
せんね。
中山≫両チームともいろいろなセ
ットプレーを用意していますよね。
≫給水タイムまでの順心の試合の
流れについて
キャプテンの柳瀬さんのお母さん
にお話を伺いました。
ここまでいい流れです、
柳瀬選手については
落ち着いてやっているので、もちろ
んいってほしいと
話していました。
≫齋藤慎太郎アナウンサーからリポートが入りました。
大竹≫１０番の柳瀬選手がキーパ
ーのところまで追いかけてる。
≫僅かに外れました、
右サイドバックの宮本仁奈３年生。
３年生同士のワンツー、このシーン