それが入れ時です。
ピカ子≫バターだけじゃ
だめなんですか?
大宮≫バターだけだと
焦げやすいんです。
だから、サラダオイルを
入れることによって
少し焦げにくくなるんです。
船越≫サラダオイルがメインでバターは
香り、味付けという感じで?
大宮≫もちろんです。
バターの香りは最高ですね。
バターがなくて洋食を語るなと。
余計なこと言っていますかね。
大丈夫ですかね。
たまねぎを入れていきます。
友利≫ちなみに、バターは有塩ですか?
大宮≫うちは無塩を使います。
有塩だと塩が難しくなるんですね下味とか。
ピーマンですね。
美保≫ピーマン入れるのね!
大宮≫だめですか?
美保≫いいわよ、入れても。
友利≫赤とか緑とか入れたほうが
おいしそうじゃないですか。
大宮≫ピーマンの香りって
いいんですよ
洋食に。
トマトソースなんか入れるときに
ピーマンの香りがあると
すごくイタリアンみたいな。
ピカ子≫ナポリタンとかにも
入っていますよね。ピーマンは。
大宮≫あの香りが大事なんですよ。
安部≫お肉からじゃないんですね。
大宮≫ちょっと火が弱いので
たまねぎをちょっと炒めてあげたほうが甘みが出ます。
肉を入れます。
炒めていくので、そんなに
気にしなくていいです、肉は。
炒めてる間にだんだん火が入ってきますので。
ピカ子≫ちなみに今日は
マッシュルームは
ホワイトマッシュルームですよね。
ブラウンじゃなくて
ホワイトのほうがおいしい?
大宮≫ホワイトのほうが香りと味がセボンです。
ピカ子≫トリュフみたいな世界。
大宮≫セボン意味分かりますよね?
友利≫おいしい。
大宮≫はい。
友利≫よかった。
違ったらどうしようと思った。
大宮≫ごはんを入れます。
安部≫ごはん、温まってますかね。
大宮≫ちょっと温めたほうが
早いですかね。
少しずつ下味をつけていきます。
こしょうです。
ここでポイントです。
安部≫ごはんを入れましたが
トマトケチャップを
すぐに入れないのが
ポイントだそうです。
しばらくごはんを炒めるということですよね。
大宮≫これが大事なんです。
ごはんに油を回すという
作業なんですが
それによって、バターとかで
コーティングされて
水分がごはんの中に
入らないんです。
ごはんの中に
入らないということは
べちゃべちゃにならない。
パラパラに。
これが一番のポイントです。
ピカ子≫この時点で
お店のにおいが。
おいしそうなにおいが。
船越≫こっちまで漂ってきた。
大宮≫肉は少し生でも
大丈夫なので。
炒めている間に
どんどん火が入っていくので。
ちょうどあがったところに
火が入ると思います。
ごはんを寄せます。
そして、寄せたところに
トマトジュース。
美保≫べちゃべちゃにならない?ジュース。
大宮≫煮詰めてあげるんですよ。
ケチャップだけですとどうしても味が濃すぎるんですね。
トマトジュースで緩和させて。
安部≫前回、トマトジュースをだし代わりに
お使いになったんですよね。
大宮≫トマトってすごくうまみが出ますからね。
あとはよく炒めたら
あえるだけです。
安部≫チキンスープのもと