あそこ、
おる。
>>あそこ、おるやん。
>>逃げるって。
>>フクロウの子育てが終わると、
待ちかねたように、
次のお客さんがやって来ます。
同じフクロウの仲間で、
渡り鳥のアオバズクです。
アオバズクもこの大ケヤキで子育
てをし、
もうすぐ東南アジアへと帰ってい
くそうです。
>>いったん終わりましょうか、
みんな。
>>里の人に木陰を与え、
フクロウたちに住まいを貸す1000年の大ケヤキ。
命の営みは、
絶え間なく続いていきます。
>>樹齢1000年ですから、あ
いはらさん、いろんなストーリー
があったんでしょうね。
>>そうですね。
それを見た、われわれ人間が、癒
やしとか厳しさとかね、
そういうのを教えてくれるんでし
ょうね。
>>地域を見守り続けてくれた西
田さん、今度は私たちが守りたい
ですよね。
>>地元の方たちのもう本当に努力というか、見守ってる姿ってい
うのは、
なんか伝わってきますね、温かさが。
>>その木の下で育った人たちが
大きくなって、今度はその気を守
って、そこにまた新たな人が来る。
なんか町おこしといいますか、
またそういうふうに活気につなが
れば、パクさん、この木も喜んで
くれるでしょうね。
>>そうですよね。
>>さあ、
きょうは京都にお邪魔しています。
暑い京都、
記録的な暑さが続いていますけれども、
今この時間の手元の温度計が、
34.7度で、
湿度が56%。
ただですね、今、
日がもうだいぶ傾いてきまして、
風が吹くとね、
これぐらいの気温でもだいぶ涼し
いなっていう感じになってきまし
たね。
>>ちょっとまひしてる。
>>まひしてる、まひしてる。
>>あとやっぱり浴衣が涼しいで
すね。
なんか胸もとの辺りから風が入りましてね。
>>西田さん、
よく似合ってますよね。>>そう、すごいおしゃれな着物。
>>ありがとうございます。
>>似合ってる。>>ありがとうございます。
さあ、ということで、きょうの暑
い夏で、きょう、
紹介するのが、こちら、和傘でご
ざいます。
京都の京和傘というのをきょう皆
さんに紹介したいと思います。
>>これはなかなかおしゃれ。
>>かっこいい。
>>やって来ましたのは、京都市
は上京区にあります。
きょうお邪魔するお店なんですけ
れども、こちら、
京都市で唯一京和傘を製作してい
る、
日吉屋という所にきょうはお邪魔
します。
早速中、入ってみますと、いろん
なカラフルな色とりどりの和傘が
並んでおります。
きれいですね。
ちょっと1本、手に取ってみまし
ょう
かね。
失礼します。
ちょっと中、開いてみますと。
>>華やかですね。
>>ね、
この内側見てください、
これ。
>>きれいだね。
>>糸飾りが、ちゃんとこれ、
折り畳んだときと開いたときに、
ちゃんとうまい古都計算されて、
手で作られてるわけなんですけれども、
なかなかこの和傘なんですけれど
も、
最近では雨だけでなく