ビニール傘の骨の数って、大体どれくらいか分かります?
>>8本とか?
>>そうですね。
ビニール傘って、大体8本ぐらい
なんですよね。
>>見事。
>>この番傘は、骨の数、
中村さん、何本あるんですか?
>>今、
この作業してるのは、
48本つないでいっています。
>>48本。
ということは、
それだけどうなんですか、
頑丈っていうことでいいんですか?
>>そうですね。風にすごく強い
と思います。
>>形もまあるくなるよね。
>>そうですよね。
和傘って、
まあるいんですよね。
洋傘ってなんていうんですかね、
膨らんでますよね。
和傘って末広がりなのでね、縁起
がいいなんていうふうにいわれた
りもしますよね。
結婚式で渡したりなんかもするみたいですけどね。
さあ、そして組み立てたのが骨の
番傘ということですね。
骨組みだけ出来ました。
さあ、続いての工程、
これ、何を今、
してるんですか?>>今、
これ、
のりを作ってます。
紙を張るのりですね。
>>骨組み出来たら、今度これ、
紙を貼る作っていると。
ということで、
ここでクエスチョンです。
>>なんだ?
>>こののりは、
ある食べ物を原料になっております。
その原料というのはなんでしょう
?
ヒント、パクさん、
朝ごはんで食べたりすることもあるかもしれません。
>>これはごはんとのりでしょ。
>>たかたかたかたかたかたーん、
さあ、なんでしょう?
>>えっ?
本当に僕はごはんと思ってたから。
>>お米。
>>米ですか?
>>お米と思うよね。>>なるほど。
正解はこちらです。
じゃん!タピオカでした。
>>タピオカ?
>>これはいい問題ですか?
>>どういうことやねん、
それは。
>>お米って思っちゃいますもん
ね。
>>引っ掛かる。
>>タピオカなんです。なぜ米じ
ゃなくて、タピオカなんですか。
>>タピオカっていうのは、
すごく粘り気があって、のりにし
たときに乾きにくいので、
時間をかけてゆっくり和紙を張っ
ていくことができるから、タピオ
カを使ってます。
>>なるほど、
時間かけてゆっくり張れるからと
いうことなんですね。
実際に紙を張る作業になるわけな
んですが、まあ、
これが集中力、
入りますよね。僕が後ろでこんなわーわー言って
いても大丈夫なんでしょうか。
>>大丈夫です。
>>大丈夫ですか。
これだって、ずれたら雨漏りしま
すからね。
こうやって張っていって。これがね、
またしわもいったらだめですから。
>>パーツに分かれてるんだね。
>>そうなんです。
分かれてて、
これを張り合わせていくわけです
よね。
>>結構張りますね。
>>ちょっと触っていいですか?>>どうぞ、触ってみてください。
>>ほんまにね、皆さん、
ここらへん見てもらって分かるかな?
あっ、ほんまに手で破れる和紙な
んですよ。
これ、水ぬれたら破れません?
>>このままでは破れてしまうの
で、