◆何でなんですか、
本田選手と
吉田選手は
何で松浦さんにお願いを?
◆自分がグランパスに所属していたときからの
おつき合いで、今も継続してます。
◆言うたら、
京都サンガを担当されているじゃ
ないですか、チームを離れても、
個人的に松浦さんとというのが続
いているということですか。
◆そうですね。
◆世界で戦う日本代表の選手から
も
信頼を得る松浦さん。
現在の所属チーム、
京都サンガFCの選手にもお話を伺います。
◆練習されてたんですか。
◆今は何してたんすか?
◆ジョギングを。
◆練習終わりに…。
◆練習があって、終わりというこ
とですか。
◆今ちなみに、お幾つですか、
お二人。
◆僕は23歳です。
◆僕は18です。
◆高卒ですやんか。
◆はい、そうです。
◆ポジションとか…。
◆ミッドフィルターの重廣です。
◆阪南大学ですか?
◆そうです。
◆詳しい!
◆ゴールキーパーの。
◆なるほど!
若原さん。◆後の日本代表になるかなという
ぐらいの逸材ですよね。
◆松浦さんにシューズは見てもらってはるんですか、
今。
◆そうですね。
◆どうですか、松浦さんのシュー
ズは。
◆めちゃくちゃいいっす。
最高です。
◆仕上がりいいですか。
どう違うんですか、メンテナンス。
◆こだわっているところが全然違
ってて、
例えば、スパイクの裏のポイント
の
削ってくれているんですけど、
その角度とか、
それによって
滑りにくくなるとか。細かいところまで
してもらって。
◆プレーも
格段にしやすくなっている感覚が
あるんです
か。
◆めちゃくちゃ変わりました。
あと、
中敷きといって、スパイクの中にあるんですけど、
滑りにくい素材の中敷きを使って
もらって。
◆断然プレーもしやすくなりまし
たか?
◆そうです。
ジャンプとか、キックなど、
いろいろ飛ぶようになりました。
◆そういった部分を心がけているんですか。
選手のニーズとか。
◆そうですね。
選手のプレースタイルや特徴を把
握して
その選手に合った加工とかをして
手を加えて、さらにプレーがよくなるように
しています。
◆逆に言うと、シューズばかり見
ている時間というよりはピッチで
練習とかも常に見ておかないとい
けないということですよね。
◆そうですね。
練習に参加しながら選手のプレー
の特徴を把握したりとか。
◆くせとかも全部考慮してという
ことですよね。
◆はい。
◆すげえな。
◆ただ道具を準備するだけでなく、選手の特徴を日々研究。
その仕事場とは?出ました。
田中マルクス闘莉王選手。
◆今度履く
スパイクになります。
◆ちょっと1回はいてみてもよろしいですか?
◆履きます?
◆大丈夫なんですか?
◆どういう欲望やねん。
◆履いてみたいなと思って。
◆何でやねん。