のころから
これは合成の写真なんですけれど
も、
こういった絵柄を想定しまして、
こういう商品をつくりたいと。
◆イメージですね。
◆イメージ画になります。
◆こうして持ったとき、どういう
バランスで
この具材が来るかみたいなところ
も、比率も大事ですよね?
どれぐらい入れるかという。
◆そうですね。
◆見た目のイメージが完成すると、次はアイスクリームに
どんな具材を合わせるのかを決定します。
◆例えば、
今お話ししたお菓子も、
やはり候補が幾つかありまして、
それを選定するというのも
開発の一つなんですね。
ちなみにこちらに
今
当時、候補として考えていたお菓子、
ビスケットや
クッキーの類いですけれども、
これが6種類あります。
最終的には
この中から1つを選んで製品化と
したわけなんですけれども。
◆同じビスケットとか、
クッキーでも、相性があるので。
◆そうですね。
味、食感、色もそうですし、大きさもそうですし。
◆銀シャリが訪れた数日前、
二方さんを中心に
アイスクリームに合わせる
お菓子の選定会議が行われていま
した。
◆候補の中から
消去法というのもあるんですけど、
例えば、
シナモンが強過ぎるものですとか、
大き過ぎるもの、あと食感が想定よりもかたいものとか、
そういうものを外していって、
これが一番
クロカンブッシュというイメージ
に
近いかなということで選んだらこ
れでした。
◆もしよろしければ、
これを味見していただければと思うんですが。
例えば、
これが最終的に選ばれたビスケットというか、お菓子ですね。
例えば、これなんか、大分味が違
うと思うんですけど、
この2つをまずは食べ比べていた
だければ。
◆おいしいですよ。
◆薄味ですけど。
全然ちゃうなあ…。
◆食感が違いますね、まず。
◆そうですね。
こちらが、どちらかというと
やわらかめのタイプ。
こちらは固めのタイプ。
やはりアイスクリームに入れて
サクサクとした食感が欲しかったですので、
これぐらい、かたいものではない
とということです。
◆すばらしいと思います。
◆ですから、バランスとして
食感はちゃんと表現してもらわな
いと困るんですが、
味は余り自己主張せずに
仲よくしていただく原料と
そういう視点で選んでますね。
◆さらに、アイス自体のバランスを考慮した製品も!
◆味のバランスで開発した例を
ご説明したいと思います。こちらは、
ちょうど今、販売しております
ミニオンメッチャフルーツという。
「メッチャフルーツ」というぐら
いですから、
この中に2色の
アイスソルベそれぞれに
合計6種類のフルーツが入ってい
ます。
◆メッチャフルーツですね。
◆さすがに6つのフルーツを入れ
ますと、やはりお互いにけんかす
る場合もありますので、けんかし
ないように、うまくハーモニーを
つくってくれ
るような調整、
強さの調整というのが必要になってくるんですね。
◆見た目はよく似た
この2種類のメッチャフルーツ。
1つはフルーツの味のバランスが
整えられ、
実際に製品化されたもの。