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2018/10/04(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝滋賀永原ぶらりミニハウスに夢中の夫▽京都美山キレイな古民家】


◆よく揺れる車。
◆永原駅でございます。
続きをどうぞ。
◆何か、お店がある。

あっ、ピーナッツ煎餅やって。
うまそう。
また、この店構えも、これ絶対う
まいやんか、こんなん。
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と


いう番組なん
ですけれども…。
◆こんにちは~。◆こんにちは。
すごいですね、
このお店の感じは。◆ありがとうございます。
◆ようこそいらっしゃいました。
◆歴史で言うと、
どれぐらいあるんですか。
◆家は140年ぐらいです。◆すごいなあ!
これは。
で、家は140年。
煎餅は?
◆煎餅は…。
◆46年になります。
◆46年。
これ1本でやってますの?
◆そうです、一本だけです。
◆格好ええな。
渋過ぎますね。
ほかの商品を置かずにやっていけ
るもんですか。
◆はい、何とかやっております。
◆これは、このあたりの
名物ということですか。
◆そうですね。
結構買っていかれる方が多いと思
います。
思います。
◆あっ、おいしい。
◆ありがとうございます。

僕食べたことありますかね、
これ。
◆いや、ないと思います…。
◆ないですか。
◆ないんじゃないですか。
わからないです。
◆勘違いか、
もしくは遺伝子に組み込まれた…。
お母さんね、ほんなら、ここを
守りだしてからは、どれぐらいな
んですか。
◆一応、22年…、
何ぼやったかな…。一応、22年に
代がわりして。
◆代を継ごうというのは決まっていたということですか。
◆決まってはないんです。
全然成り行き上といいますか…。
◆永原名物の煎餅をつくる
「みつとし本舗」
現在は、2代目のともこさんと
息子の大智(だいち)さんで伝統の味を守っています。
◆子供のころは、
お手伝いしてはったんですか。◆小さいころから
厳しいおじいさんやったんですけ
ども。
最初は楽しかったんです。
物珍しさも手伝ってやってたんですけど、
だんだん家に帰ってくると、
あれせぇ、これせぇと言われるから、
だんだん嫌になってきて、

絶対、嫌やと。自分は絶対継がんと。
◆お父さんがつくったお店を
継ぐのが嫌で
結婚後、大阪で暮らしていた
山口さん。
しかし、突然ご主人が
肝硬変で帰らぬ人に
さらにお父さんも体を悪くし
ピーナッツ煎餅を引き継ぐためにこの永原に帰ってきたそうです。
◆あんだけ嫌やったやつが、
これっぽっちもなかったやつが
どこでどう変わったんですか、
やろうという気持ちに。
◆お客様ですね。
頑張ってや~、何とか続けてやと
いう。
◆それを聞いて、やろうかと。
◆何とか続けなあかんなというの

ちょっとずつ傾いてきて…。
◆例えば、
つくり方いうても、
今みたいにぽんぽんじゃなく、
多分、昔ながらのつくり方でしょ
う?
◆いや、職人ですので、こんな感
じやとかという、
こんな感じしか教えてくれないん
で。
◆ほんなら…。


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