よろしくお願いします。◆よろしくお願いします。
今回のスゴ腕ワーカーさんは、
こちらでございます。
桐たんす職人さんでございます。
◆一昔前、
嫁入り道具といえば、
桐たんすですけれども。
◆余り最近は、
洋間の方も多くて。マンションとかね。
昔やったら
みんなそれを持っていく。
お嫁道具にね。
◆匠のわざが使われていると。◆すごいんでございます。
さあそのお値段もさることながら、
桐たんすが持つ特性と
職人がつくり出す匠の手仕事にも
注目してください。
それでは桐たんす職人のスゴ腕な
お仕事をごらんください、
どうぞ。
◆美しさと機能性を兼ね備え、
伝統的な嫁入り道具として
広く知られている桐たんす。
桐は、その性質から、
古来より
収納、保管に適した
良質な木材として重宝されてきました。
しかし、
生活様式の変化や、
安価な家具の登場など、
次第に需要が減っているのが現状。
そんな業界を再生したいと
立ち上がったのが、今回のスゴ腕ワーカー。
伝統的な桐たんすづくりはもちろ
ん、
現代の生活に合わせたインテリア
や、
ほかの人にはまねできない、
新たな商品も開発。
今、注目を集める
若き伝統工芸士が挑む
新たな試みとは。
日本のものづくりを未来につなぐ、
あるプロフェッショナルを
ご紹介します。
◆今回のスゴ腕ワーカーさんは、
桐たんす職人ということで、
和歌山県紀の川市にやってまいり
ました。
◆紀の川市、ええとこですね、
またね。◆今回、難しいですね。
桐たんす職人…。
◆簡単やねん。
“桐たんす職人”って、
言うてもうてんねん!
◆桐とかたんすとか、そういった
引き出しは、
僕は持ち合わせていませんね。
◆うまいこと言ってるやん!たんすの引き出しのことを言って
るやん!
◆どういった職業だと思いますか。
◆職人さんなんで、体は鍛えては
ると思うんですよ。
そのバッキバキになっていて、
筋肉の分かれ方というんですかね。
分かれ方が、桐たんすみたいな分
かれ方…。
◆ポイね。
出そうなぐらいの隆起というか。
◆そうそう。
◆これ、好きです。
◆ほんまっすか。
◆よく頑張ったと思います。
◆よう頑張ったとか、言わんとい
て。
◆きりきり舞いになりそうなとこ
ろを…。
◆出た!
行きましょう。
◆銀シャリがやってきたのは、
明治24年に材木商として
創業した
家具のあづま。
◆どうも、こんにちは。
桐たんす職人の東さんでしょうか?
◆そうです。
◆お願いします。
◆こちらが今回のスゴ腕ワーカー、
東福太郎さん。
みずからも伝統工芸士として
技術を受け継ぐ
五代目社長です。
◆何これ。
すごいなあ。
◆我々なかなかちょっと手が出ない…。
◆大体、置いてあるものは桐の製
品ばっかりなんですけど、
うちでは変わった桐のたんすをつ
くっているんですよ。
◆おしゃれですね。