◆円さん、違います。
ピンぼけでもないですし、ねが・
げんぞうでもないです。
さあ、鰻さん、いかがでしょうか。◆僕もたまにあるんですけれども、
あのアドバイスは、実は娘さんが言ってたことなんです。
よくあるんですよ。
橋本から聞いたことを
橋本に言うてるみたいなことがあ
るんですよ。
そういうことがあるので。
◆それ私が言うたやつやんけと。◆違います。
羽野さん、いかがでしょうか。
◆今さあ、
体力がないとか
言うてたけど、実はお父さんが一番体力がなくて、すぐ熱を出すと
か。
◆なるほど。
◆知恵熱が出るとか、めっちゃプ
レッシャーに弱いとか。
◆違いましたね。
幸四郎さん、
いかがでしょうか。
◆幸四郎さん、
さっきから
ず~っと答えを真剣に考えてましたわ。
全然笑わへん。
“ねが・げんぞう”言うても全然笑わへん。
◆真剣に考えてもらわないと困り
ますよ。
◆無表情やったから少し心配にな
った。
お願いしますよ。
◆お父さん、賞を取ってないじゃ
ないと。
◆なるほど。
私のほうがすごい賞をとっていて、
お父さんは取ってないじゃないの。ええ答えでございますが、違いま
すね。
◆お父さんは実際は取ってます、
賞も。
◆もう一回、やったら?◆そんなことあるんですか!?
もう1回!?
◆大丈夫です、すばらしかったで
す。
◆ほんまに考えてはったから。
◆当たらないんだよ、大体。
◆うちの橋本が当てますよ。◆当たると何かもらえるんですか。
◆別にもらえないけど。
何それ。
◆じゃあ、
うちの橋本が答えますので、
ビシッと言ってください。
◆やっぱりアドバイスを送って、赤っ恥をかくじゃないですか。
だから、体力ですねとか、言った
後に、
完全にやっぱり無視されるという
かね。
何というんですか、
心のシャッターまでおろされるという…。
シャッターとシャッターをかけて
いると。
◆僕はね、
君はそういう答えを出すと思った。
願ったり、
かなったりのねがったり。
◆ねが・げんぞうで1回使ってい
るじゃないですか。
焼き回しじゃないですか、
今の。◆焼き回ししてますよ。
◆エピソードやから、あくまでも。
◆あっさりネガティブになってもしょうがないですね。
◆もうええわ!
◆ということで、正解はこちらで
ございます。
どうぞ。
◆もうちょっと体力で粘るという
か…。
◆どうですか、そう言われました
けれども。
◆いやあ…。
まあ、ちょっと違う…。
◆こんな恥ずかしいことあります
か。
アドバイスをしたら、
ちょっと違うって。
お父さん、きょうの夜は泣いてく
ださい。
僕も娘を持ってますんで、中1の。
娘のために言ったやつが
ちょっと違うと言われて、ショッ
クやと思いますから。
僕も、
初めてお父さんに、今気持ちになりました。
これ、もらってください。
「となりの人間国宝さん」、
お父さん、もらってください、
ありがとうございます。
◆お互いの写真をディスり合う、
負けず嫌い親子。絶対に負けられないライバルが
近くにいるからこそ、神がかった