読レビ

ほっとこうか？
◆ねえ？
押して何とかなるレベルじゃないと思いますけど。
◆うそ！
あないになったら？
◆うん。

◆ちょっと手伝ってあげえや。
一緒に。
どうですか。
ちょっとだけ俺も一緒にやるから
さあ。
◆押して動くかなあ。
◆動くかなあ…？
◆車を無事、引き上げることがで
きるのでしょうか…。
◆せーので。
回ってるけど、
全然、空回りやわ。
あっ、わかった！
ハンドル、真っすぐじゃなくて
右にやってみぃ？
そのほうが、絶対行くわ。
せーので、ゴー。
あかんか！？
びくともせぇへんわ。
さあ、ほな帰ろうか。
失敗やなあ。
ええ絵が見たかったけどね、
ガサ～って行く。
これ、相当深くまで行ってるなあ。


力なくてすんませんね。
ゆっくりされているとこ、
頑張ってな！
ＪＡＦ呼びいや、
ＪＡＦ。
◆ありがとうございます。
◆すんません、どうも。
Ｒカフェ。
こんにちは。
さっき、散髪屋さんのところから
お電話いただいたと思うんですけ
ど。
◆びっくりしました。
◆ええとこやね、ここ。
◆めっちゃええとこです。
◆最高。
で、これ、あれ？
水質もいいんじゃないの？
◆ほとんど湧き水なんですよ。
山が近いから、全部下から湧いて
出てくる。
◆こっちは、全部そうなんです。
◆それで水質きれいなんや。
◆めっちゃきれいです。
◆ちょっと何とかしたりぃや。
◆あれね。
◆あれやっぱり店の人間としては、
勝手にやっとるわ、みたいな感じ
ですか。
◆まあ、最終的に何とかしようか

なと。
◆今、見てるんですか。
◆今、傍観者で。
◆傍観者で…。
もっと力のある車、あるやろ？
あれがあるんでしょう？
◆ここ、あります。
◆出したりぃな！
◆僕ちょっとまだそれ操縦できな
いんですよ。
◆誰ができるの？
◆隣にスタッフがいるんで、
ビーチの。
今、いてないんですよ。
◆今いてないの？
◆もう少ししたら、帰ってくると
思うので。
◆それはやったらな、あかんわ。
かわいそうやわ、あれ。
◆もういけると思います。
◆ちょっと何か…。
いやあ、ええわ。
気持ちいい。
◆５月にオープンしたところなん
です。
◆そうなんですか。
ことしの５月に？
◆実は、織田信成君が実は前の店
来てくれたことがあって、１キロ
くらい南のところにあって、

火事になってね。
こんな話ここでできると思わなか
ったから、めっちゃうれしいんや
けど。
次、いつ来てくれんねやろと思って…。
◆ちょっと待って。
そないに来るかい。
何か食べさせてえや。
おいしいもん食べたいわ。
このカレーにでもしとくか。