す。
この法案について、
治安の悪化や雇用への悪影響などの懸念から、
国会で異論が噴出しているのです。
野党は事実上の移民受け入れだなどと批判。
>>これまで総理自身が否定して
きた、
移民受け入れ政策への転換とどう
違うのか、明確な答弁を求めます。
>>政府としては、
いわゆる移民政策を取ることは考えておりません。
例えば国民の人口に比して。
>>どう違うんだ!>>一定程度の…。
>>自民党内からも、
議論が拙速だなどと異論が出る中、
法改正に取り組む小泉進次郎議員
も慎重なコメントです。
>>根幹からの反対ではない。
ただ、
さまざま不公平感を持ちかねない、
そういったことを放置したまま、
受け入れるようなことがあっては、
将来に不安を残すことになりかねないので。
>>党内からの批判を受け、
自民党は入国管理法改正案を条件付きで了承。
法改正後、3年後をメドに、
法律を見直す規定を盛り込みました。
見切り発車との疑念を払拭できな
いまま、
法案成立に突き進む政府・与党。
なぜ今、
議論を進めるのか。
背景にある課題とは。
スタジオで解説します。
>>いよいよ本格議論スタートですが、あいはらさん、
このニュースご覧になって、
どんなイメージをお持ちですか。
>>近くに行くコンビニエンスス
トアとかでも、
外国の方がこのごろ、
最近よく働いてるなという印象があって、
この数年もう、よくどころかほと
んど店員さんがね。
>>飲食業界もそうなんですけど、
よっぽど人手が足りないから、
外国の方の力を借りてということ
もあるので、
こうなったときにはそんなに悪く
ないのかなという気もするんです
けどね。
>>なるほど。
ただ、きょうは自民党内でも非常
に紛糾もあったということですよ
ね。
>>実際、もう今、社会の中で、
外国人労働者の方、すごく多いで
すし、今、128万人、日本全国
で外国人の労働者の方、おられる
ということですから。
そんなに抵抗のある話ではないで
すし、人手不足ということも考え
ると、間違いではないと思うんで
すが、
いずれにしても、来年の4月から
これ、
始めると、もうあと半年切ってる
んですよね。
それはちょっとどうなんだろうか
というような感じがします。まず
今、何が議論されているか、
どんな制度かということなんですけれども。
その前に、この今、
こんな議論で、自民党内からも生煮えだと、
こういう野党が言うなら分かるん
ですけれども、
自民党の議員からも生煮えだと。
まだまだ議論が足りないという意見が出ているということなんです
ね。
この今、
どんな制度を入れようとしている
かということなんですが、
今まである在留資格に加えて、
特定技能1号、2号という、
この2つの在留資格を新たに創設
しようとしています。
この特定技能1号というのは、一
定の日本語能力とかを備えていれ
ば、通算5年までいていいですよ
ということですが、これで今まで
認めていなかった単純労働に就く
ことができるということになりま
す。
もう1つは特定技能2号というや
つで、これはより高度な技能を持
って、
日本語もより高度な会話ができる
という条件であれば、
永住も認めますし、家族を連れて
きてもいいですよということで、
野党はこれは事実上の移民を認め