>>そうですね、確かに。
>>うまく取りまとめるのかもし
れないですね。
>>PTAというのは任意の組織
であるはずなのに、
なぜ強制力のある組織になってし
まっているのかというと、こちら
ですね。
今回、
PTA不用論の黒川さんによりま
すと、断ると、
子どもが阻害されるのではという
不安があって、子どものための組
織なのに、
子どもが人質に取られているようなものだというような考えなんで
すよね。
>>ちょっと考え過ぎのような気
も。
>>考え過ぎのような気も。
>>考え過ぎですか?
>>お世話になってるところやか
ら、先生だけで足らん分をやっぱ
り親が補っていきましょうよとい
う、まず最初、その気持ちで、こ
れやったらもう本当に強制ですも
んね。
>>でも確かに、VTRの中でも、
自分が阻害されたんじゃないかと
思ってっていうところは。
>>本当に恐怖体験を持っておら
れる方も。
性格的に向いてないっていう人も
いるので。
>>それからやっぱり、お金です
よね。
PTAに、なんか見知らぬお金が
流れていくわけですよ。
そのお金がどういうふうに使われ
てるかということが、情報公開さ
れない。
それで結局、問題が起こって、裁
判になってる地域もありますよね。
>>実際に、そうなんです、
PTAを巡って裁判もありまして、
こちらです。
コサージュ裁判というものがあり
ました。
1人の親が保護者会を退会したと
ころ、
保護者会が購入した卒業式のコサ
ージュを、
退会したお子さんがもらえなかっ
た。
2万円の損害賠償を求めたんです
が、
敗訴したそうなんです。
>>その敗訴の理由はなんですか?
>>保護者会というのは、もとも
と任意の組織なので、
入っているところのお子さんと、
入っていないところのお子さんでは、
そもそも違いがあって当然だとい
う理由なんだそうですが。
>>それってどうなんですかね、
でもね。
>>あのー…。
>>ため息が今、
漏れましたけども。
>>やっぱりもう一回、時代ね、
最初にこういうPTAが出来たと
きと、
やっぱりこの21世紀バージョン
で、もう一回やっぱり、
ちょっと見直す本質を見直しても
いいのかなって。
>>ずっとその体制が昔から変わ
らないところがあるんでしょうね。
>>いらない代金とかもそれを切
る、
またPTAの役員って勇気がいる
んですよ。
ずっと言われたりするので。
なかなか変革が起きにくい。
>>難しいな。
>>もともとアメリカはね、
2人のお母さんから作り始めてね、
保護者から出来ていった。ところが日本は、
GHQから始まって、文部科学省
の、
上からの号令で組織されて作られ
た。
だからそこが大きな違いだと思う
んですよ。
>>そういったいろんな問題が表
面化してきたこともあって、先月、
大津市の教育委員会が、
こういったPTA運営のための手引書を各学校に配付しました。
どういった内容かと言いますと、
こちらです。
例えば強制加入、非効率といった