マスター全然行かない。
◆ご主人、今はもう行っていいん
ですか。
◆ほぼ、予定は全部、決めてはり
ます。
事後報告みたいな感じで。
◆今はだから、
私の勝手ばっかりで。
◆ご主人、何でなんですか。何があったんですか。
◆あのう…、
何なんですかね?◆この変わりようは。
◆やっぱり、そんだけ
認められるというか、
すごくお客さんから愛されてると
いうか、ちょっとママの姿が見え
へんだけで、ママきょうはどうし
たん?とか。
またスタッフも、ママがおるのと
おらへんのとで全然雰囲気も変わ
りますし、やっぱりそれはもうす
ごいところだなというのは。
◆うれしいですね。
そう思ったら、もし仕事をやめて
なくてあのままやったらどこかで
爆発してますか。
◆してます。
終わり?
◆そう思ったら運命ですね。
仕事がその当時はうまくいかなかったんでしょう。
それがうまくいってたら破綻して
た。
うまくいかんというのは、
これは世の中わからないもんですね。
すてきなご夫婦ですんで、ぜひ、
これもらってください。
「となりの人間国宝さん」に認定
させていただきたいと思います。
◆うれしい~!
ありがとうございます。
パパ、はい。
ほら。
もらった、もらった!
ありがとうございます。
◆ドストライクのご主人と
結婚した貴子さん。
フーフーして食べる熱々のお好み
焼きのように、
今も
アッツアツのご夫婦なのです。
◆ご主人の本当の姿を1回見てみ
たい気がしますけど、
今、だって、あれでしょう?
ご遠慮がちでしょ?◆もう全然違います。
本当にようしゃべるんですよ。
昔のあだ名、何やったっけ。
◆あの…、“道頓堀のさんまちゃ
ん”。
◆道頓堀のさんまちゃん!?
ええ…!
今、弱気な談志師匠ですよ。
◆お幸せに!
◆夫婦は長らくいてると、
いろいろと、そのときによって変わっていくもんやと思いますが、
なかなかすてきなご夫婦で。
◆あれ亭主関白というけど、亭主関白にしたのは、
多分、奥さんやと思うんですよ。
◆それはどういうことでしょうか。
◆だから、奥さんが、好き好き、
好き好き言って、
ご主人の言うこと聞くから、
ご主人は
当然、それが亭主関白になるわけ
で。
◆なるほど。
もう当然のようになってくるわけ
ですね。
◆ということは、奥さんを陰気に
したんは、円さんですよ。
◆そういうことです。
そのかわり、俺も結婚したときに
亭主関白で行こうと思ってたの。
ご飯を食べててそこのしょうゆ、
とってんかと言った。
嫁はんがそのときに、あんたのほ
うが近いやんて言ったんですよ。
で、いやいや、おまえのほうが近
いがなと。
食卓で、
そこの話ですよ。おまえのほうが近い、あんたのほ
うが近いって。
はかったら、俺のほうが近かった。
それで俺がしょうゆをとった段階
で、亭主関白が終わった。
◆逆転。
◆夫婦関係というのは、夫婦でつ
くるもんなんだよ。
◆なるほど。
戦に負けたわけですね?
◆今後ともよろしくお願いします。
◆高橋さんのところはどうなんで