読レビ

◆かわいいねえ。あれ何やろ？
かわいい。
◆これ、皇帝ペンギン、
一番大きいペンギンやね。
あっ、あっ、キングペンギン？２番目に大きい？
◆上がってきた。
下も見えるんやね。
◆靴も入ってる！
◆“靴も入ってる”って、
これ、僕の靴が映ってるだけ！


◆ここの下に靴が入ってるって？
靴、入ってるって…。
◆いや、
靴、入ってるって、びっくりした。◆天才ですか？
フグや。
いっぱいフグがおるんや。
砂地におるで！
こんな入りよんの？
砂に入るの？
書いてありますわ。
◆デカイでえ、これ！
これ、何キロあります？
◆５キロぐらいです。
◆ここ、お店ちゃうよ。
◆最後は海が見えるアクアシアターで、
イルカとアシカの共演ショーを見
学！
そしてショーを見た後、お楽しみ

が…
◆背びれのほうもぜひ。
◆かたいような、やわらかいような。
◆おなかのほうにも手を入れてく
ださい。
上に比べるとやわらかいので。
◆やわらかい。
◆この感触しっかり覚えて帰って
くださいね。
◆ありがとうございます。
◆どうやった？
◆どうやった？

◆こんな経験初めて。
あれ、何やろ…。
◆感触？
何に似てるかということ？
◆あの…。
どない言うたらいいんかなあ…、
そういう感じの、あの…。
◆行かない行かない。
そんなの誰もわくわくせえへん。
◆この後、大阪で待つ家族へ、
下関みやげをたくさん購入！
では、いよいよお待ちかねのフグ
ディナー！
と、その前に立ち寄りたい場所が
…
◆ちょっとね、
ディナー前に、
御挨拶に行きたいんです。
こちら、亀山八幡宮さん。
あの人に挨拶しに行きたいの。
あの人に。これ。
◆フグや！
フグですね。
立派でしょう？
食べるので、御挨拶しとこうと思
って。
１人ずつ、ちゃんと声を出してお
願いしてください。
◆今からよばれます。
◆それでは！お願いも済んだとこ

ろで、
下関名物！フグディナーへ！
やって来たのは、こちら「布久亭（ふくてい）」。
◆ちょっと…。
見て、これ…。
最高やで。
後ろもすごいけど、
前も見て、これ。
◆これは何ですか。
◆てっさやで。
てっさわかる？１人１個やねん。
◆それ見たら、
２人分やと思ったら、
えっと思って…。
すごいなあ。
やっぱりお参りに行ったからちゃ
うか？
じゃあ行きますか、これ？
◆行きましょう。
◆いただきます。
◆はい、どうぞ～。
◆おいしい！
ようけ食べなあかんわ。
余は満足じゃ！
◆ええ顔してるわ、ほんまに。
◆これは、どこにかけたらいいの
？
◆うま～い！
これはおいしい！
何か、梨ぐらい甘いけど…。